Q:具体的に今シーズンチャレンジされた一番のテーマはなんですか?
梅野:キャッチャーとしてピッチャーとの信頼関係を作ることです。前回(1週目)のインタビューで、今年はすべてを変えたって言いましたが、根本的なテーマは1年目から変わっていません。キャッチャーという立場ですからピッチャーとともにゲームを作って勝っていかないといけません。じゃあ、ピッチャーとの信頼関係を築くために何をするべきかというと、一つは盗塁を阻止すること、そして満塁にしてでも敵にホームを踏ませないということ。1点を与えないゲームをピッチャーと一緒に作ることで打撃陣の後押しができますし、接戦をモノにすることができると思うんです。1年目からこの4年目まで、自分にとっては大事なテーマとして取り組んできました。
Q:今シーズンのゼロからのチャレンジ、手応えはありましたか?
梅野:今シーズンは、これまで経験したことがないくらい多くの試合に出場することができました。ピッチャーとともに日々戦って、ある程度やれているという自信も少しは付いてきました。でも目指している所からすれば、まだまだ実績も足りないし力不足だと思っています。この先もケガをしたり、プレーでミスが続けばファームに降格される事は当然ありえますからね。昨年、一昨年とそういう経験をしてきましたから、1年を終わってみないとどうだったかという結論は出せないです。今はいいところも増えて、自信が持てるところも増えてきて、良い経験をさせてもらっているなと思います。
第3回の更新は10月20日(金)。お楽しみに!