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横浜DeNAベイスターズ

9.2(FRI)3(SAT)4(SUN)

阪神甲子園球場

8月31日に11年ぶりのV奪回への灯が消えた金本阪神。だが、まだ日本シリーズ進出への可能性が消えた訳ではない。9月に入りDeNA、ヤクルトとのクライマックスシリーズ(CS)進出圏内の3位争いはますます激しさを増す。乗り遅れないためにも本拠地・甲子園でDeNAをたたきたい。

今季初先発となる秋山が初戦、先陣を切る。8月16日に今季2度目の1軍昇格を果たして以降、4試合に中継ぎ登板し計6イニングを投げ1失点。春先に比べると球威も増した投球が首脳陣に評価され、大事な一戦のマウンドを任されることになった。
「1イニングずつ先を見ずできることをやっていきたい」。初回からエンジン全開で飛ばし、12年6月30日のヤクルト戦(神宮)以来、1525日ぶりの白星をつかむ。対するDeNAの先発は石田。5月に4勝をマークし月間MVPを獲得した左腕。夏場以降も安定した投球を続けているが、4月3日の対戦(横浜)では北條がプロ初アーチをマークするなど7回5失点でKOした。その再現で初戦を飾りたい。

2戦目にDeNAの先発が予想される山口に対しても阪神打線に苦手意識はない。
今季、4度対戦し1勝1敗ながら対戦防御率は4.88。5月1日の対戦(甲子園)では5点ビハインドの6回に攻略し、逆転勝ちに結びつけた。10打数7安打の打率7割と驚異的な相性の良さを誇る鳥谷のスタメン出場は微妙な状況だが、チーム一丸となって右腕を攻略したい。

3戦目はDeNAキラーの岩貞の出番だ。
今季4試合に先発し3勝1敗、防御率1.80。勝ち星の半分以上をDeNA戦でマークしている。だが、筒香に9打数4安打、ロペスに10打数4安打とやや分が悪いだけに主軸の前に走者をためないことが今季6勝目へのキーになる。DeNAの先発・今永との左腕対決を制したい。

今3連戦、打線で注目したいのは髙山。前回、8月下旬のDeNA3連戦(横浜)ではプロ初のグランドスラムをマークするなど13打数8安打7打点と大暴れした。3戦目の先発・今永とは新人王を争うライバルでもある。「(今永の存在は)刺激になるし、そういう投手から打って勝つのは大きい」とルーキー対決に闘志を燃やした。

1日、3位DeNAとの決戦を前に甲子園での指名練習を見守った金本監督。「3位との対決だけど、相手がどことかではなしに、ちゃんと勝てる野球をやる」とナインに奮起を促した。現在、今季ワーストタイの5連敗中。今季、甲子園では20勝28敗1分けと黒星が先行している。だが、ファンの熱烈な応援を背に受け金本阪神が本拠地から再び上昇気流に乗る。

スケジュール
9/2 9/3 9/4
甲子園
神-ディ
18:00開始
甲子園
神-ディ
18:00開始
甲子園
神-ディ
18:00開始