3年ぶりにクライマックスシリーズファイナルステージ進出を決めた阪神。4勝すれば日本シリーズに駒を進める事ができる。長期戦となる可能性もあるが、今季限りで退任する矢野監督と日本一をつかむため、一丸野球で首位・ヤクルトに挑む。
初戦は西勇に全てを託す。今季、ヤクルト戦は3登板で1勝1敗、防御率0.86と好相性。指揮官が「ファイナルの頭を任せると決めた。頭にふさわしいし、うちにとってもプラスになる」と期待を寄せれば、右腕も「自然体でいくことが一番大事。自分一人ではなくて、共同作業でやっていければ」と意気込んだ。
先発は青柳、伊藤将と安定間のある左右のエースが備えるなか、ファーストステージでは中継ぎとしてチームを支えた藤浪、西純も調整。藤浪は「長いイニングを投げたい。流れに乗っていけるように」と試合を見据えた。今季、チームの武器でもあった先発陣が集大成を見せる。
打っては佐藤輝に注目だ。10日のCSファーストステージ3戦目のDeNA戦(横浜)では逆転につなげる一発をバックスクリーン右に放り込んだ。ヤクルト戦に向けては「こっちは攻めるだけ。負けられない戦いなので、全員で力合わせて頑張ります」と鼻息を荒くした。ファイナルでも試合を決める一発に期待したい。
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神宮
 ヤ－神
18:00開始
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