中日ドラゴンズ
5.19(TUE)20(WED)21(THU)
倉敷 阪神甲子園球場


悩める男が目覚めれば、猛虎打線も息を吹き返す。
首位のヤクルトを2ゲーム差で追う2位の阪神は、19日から最下位の中日と3連戦。初戦の舞台は、岡山・倉敷マスカットスタジアムだ。昨年5月27日に同球場で行われたDeNA戦は、延長11回無死満塁から森下翔太外野手の押し出し四球でサヨナラ勝ち。ただ勝利に徹し、フルカウントから冷静にボール球を見極めた若きスラッガーは「倉敷でホーム開催でもあったので、勝ちを見せられて良かった」とファンと喜びを分かち合った。

今年も開幕から主に3番打者として打線の軸を担う背番号1。しかし、現在4試合で計17打席連続無安打と暗いトンネルに迷い込んでいる。4打数無安打でチームも0-1の完封負けを喫した17日・広島戦(甲子園)の後、森下は「切り替えてやっていきたいと思います」と言葉少なにグラウンドを後にした。

開幕から全41試合に出場して打率2割8分1厘、10本塁打、24打点。下降線をたどっているが、何か一つきっかけをつかめば間違いなく流れは変わる。今季ここまで中日戦は9試合でセ・リーグ対戦別トップの打率3割7分1厘、4本塁打、9打点。19日の相手先発は今月5日に勝ち星を献上した金丸だが、森下は初回に先制の8号ソロを放っている。いいイメージのまま、打席に向かう。

対する井上ドラゴンズは先週の6連戦で1勝4敗1分け。借金12と苦しい戦いが続くが、前回4日からの阪神3連戦(バンテリンドーム)では、2勝1敗と勝ち越している。交流戦までに何とかチームを立て直したい。投打ともに実力者がいるだけに、井上監督の采配も含めてかみ合えば、まだまだ上位を目指せる。
上昇気流に乗りたいのは球団史上初のセ・リーグ連覇を狙う阪神も同じ。直近3試合の得点が0、3、0と低調なだけに、攻撃陣の奮起が浮上のカギを握る。「かみ合うのを待つしかない。我慢ですね」という藤川監督の言葉通り、我々も猛虎の目覚めを待つしかない。
報知新聞社/中野 雄太


















