横浜DeNAベイスターズ
7.20(MON)21(TUE)22(WED)
阪神甲子園球場


総力戦になる。20日からのDeNA3連戦(甲子園)。真夏の9連戦をフィニッシュストロングで締めくくるために、カギを握る男がいる。ドラフト1位・立石正広。初対戦のベイスターズに対して走・攻・守でどんな姿を見せてくれるのか。新風となれるか―。

右肩甲骨の骨折で戦線離脱した前川に代わり、18日に約1か月ぶりに一軍昇格。即「6番・左翼」でスタメン出場した同日の広島戦(マツダ)では、1打席目に「コントロールがいい投手だと分かっていた。しっかり振っていこうと思っていた。チャンスメイクできて良かった」と栗林から中前打を放つなど攻守で躍動した。3番・森下から佐藤、大山と続くセ・リーグ屈指のクリーンアップ。その後ろの6番打者が機能すれば、さらに攻撃陣全体の破壊力が増すに違いない。
一軍デビューした5月19日・中日戦(倉敷)から5試合連続安打。24日・巨人戦(東京ドーム)ではプロ1号を放つなど、存在感を示した。だが、その後は低迷。交流戦が始まり、パ・リーグの強力投手たちの前に「技術も足りないですし、もったいない打席も多い。もう技術で解決するしかないと思う」と力の差を見せつけられた。悔しさのあまり思わず涙を流すこともあったが、その全ての経験が現在に生きている。

Aクラス入りに前進するDeNAは7月に入って好調。トップバッターの勝又が打率3割をキープし、新外国人の大砲エンカーナシオンも新たな風を吹かせている。18日・ヤクルト戦(横浜)では、高卒5年目の深沢がプロ初の完封勝利をマークした。先発のコマ不足に悩むチームとって確かな光明となった。阪神3連戦で勝ち越すことができれば、さらに勢いがつく。
球団史上初のセ・リーグ連覇を目指す阪神は、DeNA3連戦の後に巨人との首位攻防戦に向かう。オールスターを前にしたペナントレースの行方を左右するであろう重要な伝統の一戦だ。絶対的なレギュラー陣と立石ら若手が融合し、圧倒的な強さで駆け抜ける。

報知新聞社/中野 雄太


















