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延長11回、新井良が右翼へサヨナラアーチ!
劇的な幕切れだった。9時30分を回り、次のイニングがなくなった延長11回裏。二死一塁から四番・新井良が野球人生初となるサヨナラアーチを右翼スタンドへ架けた。打った瞬間、という当たりではなかったが、いつもの浜風とは逆の風が後押ししてくれた。
「全部、三振していたし(第2打席は四球)、思い切って行こうと思っていた。ホントに純粋に、最高にうれしいです。もっとゆっくり味わえばよかったけど、入ったかどうか分からなくて、頭が真っ白だったんで。最後もみくちゃにしていただいて、良かったです」
少し冷静になった試合後は、新井良らしい言葉を並べた。
きょう50歳の誕生日を迎えた和田監督にとっても、うれしい1勝だ。
「こんな形で選手が(勝利を)プレゼントしてくれるとは。大和が塁にいることで、相手が警戒して真っすぐが多くなっているのを読んで打ったかな。最初は“4番目”ということだったが、なんとか追いつこうと研究してやっているものが出ている」
四番に座って22試合目。新井良が「4番目の打者」から「四番打者」になろうとしている。