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ゴールデンウィークは白星締め

相手先発のマルティネスはキューバ出身の長身投手で4月19日に育成契約から支配下選手契約を結んだばかり。今日が初登板初先発とあって、未知の右腕が193センチの長身から投げ下ろす150キロ台のストレートと低めに決まるチェンジアップに初回の攻撃は手を焼いた。

それでも1点を追う2回、ロサリオの安打と福留の四球でチャンスを作ると高山の内野ゴロの間にロサリオが生還。早くも試合を振り出しに戻した。

4回には糸井、ロサリオの連打でチャンスを作り、福留の犠牲フライで勝ち越しに成功する。

先発・岩貞はストライクとボールのハッキリする投球が続いていたが、6回2死満塁で代打・藤井を打席に迎えた場面では威力あるクロスファイアをインコースにズバッと決めて追い込み、最後は低めの変化球で空振り三振。6回1失点と試合を作った。「ピンチで粘れているのは良いことなので、これを継続したい。今後は強弱をつけながら強い球が投げられるように準備していきたい」

直後の攻撃では前日同様、足を絡めた攻めが炸裂する。まずは先頭の糸井が安打で出塁し、ロサリオの打席で盗塁を敢行。これに相手のバッテリーミスが重なり3塁へ進むと、ロサリオは四球で歩く。福留の叩きつけた打球が高く弾むと糸井は送球より早く滑り込み貴重な追加点を挙げる。さらに糸原が四球を選んで無死満塁とすると、高山の振り抜いた打球はライトスタンドへ一直線・・・誰もがグランドスラムを確信した見事な打球だったが、浜風に押し戻され惜しくも犠牲フライに。着実にリードを広げると代打・伊藤隼の痛烈な打球が相手の適時失策を誘い、ここまで適時打なしで5得点。点差と残りイニングからすればすでにセーフティリードを奪っていたが、1番・セカンドでスタメン復帰した鳥谷がトドメを刺す。レフトオーバーの2点適時打でビッグイニングを完成させた。

終盤は中日の一発攻勢による反撃を許したものの大量リードがものを言い、逃げ切りに成功。ゴールデンウィークの連戦を5勝3敗で乗り切った金本監督は巨人、広島と戦う来週の6連戦に向けて「上位チームとやるので、選手も強い気持ちを持って戦ってほしい」と直接対決に闘志を燃やしていた。