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一軍試合速報

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相手のミスを逃さず終盤に突き放す

初回に満塁のチャンスを逃し無得点。嫌な流れになりそうだったが2回、木浪の打球が停滞しかけた空気を切り裂いた。インコースのスライダーに上手く反応、体を綺麗に回転させてライトポール際へ先制アーチを描く。

「どうしても先頭で出たかったので、思い切って振った結果がホームランになって良かったです。やっぱり甲子園で走るのは気持ちいいですね」

先発の青柳は5回まで四球を与えず2安打無失点、球数67球とテンポ良く好投した。しかし6回に適時打を浴びて同点とされ、なおも2死2、3塁で中日の4番・ビシエドを打席に迎えた。一打勝ち越しの大ピンチだったがインコースを意識させ最後はボールゾーンから入ってくるアウトコースの球で見逃し三振。坂本の好リードもあり最大の山場を切り抜けた。7回も三者凡退に抑え、8回の先頭打者に安打を許した場面でマウンドをリリーフ陣に託したがしっかり試合を作った。

青柳の好投とピンチを踏ん張った岩崎の粘投に応えたい打線はその裏、1死から木浪の痛烈な打球が相手の失策を誘い出塁する。さらに坂本のバントをまたしても相手が悪送球、1死2、3塁とチャンスを拡大した。代打・原口はセカンドフライに倒れたものの近本がライトへ2点適時3塁打を放ち、勝ち越しに成功する。

「狙った球とは全然違ったんですけどヒットになって良かったです。Hランプが点いたのもそうですけど8回裏で2点取れたのが本当に良かったです」

さらに糸原も投手強襲の適時内野安打で続きリードを3点に広げた。9回はスアレスが無死2塁から三者連続三振で締めて24セーブ目を挙げた。

明日の先発は藤浪。本来のスターターとしてではなく、リリーフ陣を細かくつなぐブルペンデーのような起用だと予想されているが矢野監督は「中継ぎに回ってからホントに晋太郎、良くなってますし、その中で頭からどんなピッチングしてくれるか楽しみにしたいと思います」初回から160キロの豪速球が見られるかもしれない。