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一軍試合速報

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先行逃げ切りで12球団最速20勝到達

無観客試合となってしまった甲子園、歓声のない寂しさはあるが、打線は序盤から小刻みな得点でジワジワと相手を追いつめた。

初回、2つの四球でチャンスを作るとサンズがレフト左へ先制の適時打を放つ。2回にも中野の安打から2死1、2塁とし糸原の適時打で追加点。2点リードの5回には大山の安打とサンズの四球で無死1、2塁とし佐藤輝、梅野の連続適時打で2点を加えた。無得点だった3回と4回にも走者を出しており、スコア以上にペースをつかんで試合を進めていた。

立ち上がりから援護を受けた秋山は好投を続ける。広島に対し今季2戦2勝、防御率1.29と好相性の右腕はこの日も好調。いつも通り抜群の制球力で四球を1つも与えず7回までわずか83球で試合を作った。このリズムの良さは野手にも好影響を及ぼす。4回には鋭い打球をファーストのマルテがさばき、センター前に抜けそうな当たりもショートの中野が好プレー。7回にはライトフェンス際の大きなフライが佐藤輝がジャンピングキャッチ。バックにも助けられ7回まで無失点に抑えた。8回にソロアーチを浴びた後、ピンチを招いたところでマウンドを降りたが先発の役割をきっちり果たした。「フォークを前回見られる傾向があったんで、他の球を有効に使いながら進めることが出来たと思います。持ち球全てをうまく使うのが自分のスタイルなので、今日は出来て良かったです」

3点リードの8回、1死2、3塁で上位打線を迎えるという厳しい場面でリリーフした岩崎は犠牲フライの1失点のみにとどめ、こちらもしっかり仕事をこなした。

先制、中押しと順調に得点を重ね、先発が試合を作ってリリーフがつなげば最後はクローザーが締めるだけ。9回はベンチが絶大な信頼を寄せるスアレスが広島打線をねじ伏せ逃げ切りに成功した。

4月最後の試合を勝利で飾り12球団最速の20勝到達となった矢野監督は「1番目指してやってますし、何でも1番は嬉しいので、どんどんこれからもそこを目指してやっていきます」次は最速での30勝到達だ。