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森下の逆転弾で広島に勝ち越し

広島とのカード3戦目は節目の安打から始まった。初回に先頭の近本がプロ通算900本目となる安打を放った。しかし記念の一打を先制点に繋げられず、逆に先発の大竹がその裏に2点適時打を浴びてしまう。

いきなりビハインドを背負う展開となったが絶対負けられない試合でナインは意地を見せた。2点を追う3回、2死から近本と中野の連打で走者をためると絶好の場面で森下が燃えた。レフトスタンドに逆転の3点本塁打を放った。

「(感触は)良くなかったんですけど、伸びてくれと思って。入った時は嬉しかったです」

しかもこれだけでは終わらない。佐藤輝が内野安打で出塁し相手のバッテリーミスで2塁へ。大山の適時打で1点を加えた。

「逆転したあとでしたが、(佐藤輝)テルもつないでくれましたし、もう1点という気持ちでした。良い追加点が取れたと思います」

2死走者なしからの5連打で4得点を挙げ試合をひっくり返した。追加点も2死から奪った。4回に坂本の四球から2死3塁とし近本がセンター前に弾き返す。この時点で早くも猛打賞、高性能安打製造機が5点目を叩き出した。

「みんなが形を作ってくれたのでなんとかしたかったです。相手より先に追加点を取ることができてよかったです」

5点の援護を受けた大竹は2回以降本来の安定感を取り戻し、打たせて取るピッチングでアウトを重ねた。追加点を与えることなく5回まで0を並べた。6回は広島打線の中軸を三者凡退に打ち取りマウンドをリリーフに託す。しっかり先発の役割を果たした。

「先制を許してしまって引きずるのもよくないと思いますし、切り替えてここから1点も与えないという気持ちで投げました。立ち上がり何となくで投げてしまっているボールがあって打たれてしまい、もう一度サインの意図やボールに意志を込めることを大切にしようと確認することで立ち直ることができました。味方もすぐに逆転してくれて投げやすい展開にしてもらったことにも感謝です」

3点リードの7回には代打・渡邉の安打から2死満塁とすると大山がレフト線へ2点適時打を放ち広島を突き放す。7-2と5点差をつけた。

その裏に広島打線に反撃を許すが3失点にとどめリードは譲らない。8回はゲラ、9回は岩崎がしっかり無失点に抑え逃げ切った。

広島にカード勝ち越しを決めてゲーム差を詰めた。9月に笑うため甲子園に戻る前、最後のビジターゲーム、DeNA戦も勝利あるのみだ。