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2度ビハインド追いつくも逆転ならず

打線はつながり、リリーフ陣は無失点リレーで采配も的中。前日の試合ではまるで昨季の好調時かのような野球を展開し、7連戦の初戦を白星で飾った。連勝を狙う2戦目は村上が先発マウンドへ。立ち上がりに一発を浴び先制されたがすぐに4番が取り返してくれた。

初回、中野の安打から2死2塁とすると大山がセンター前に同点の適時打を放つ。会心の当たりでなくとも打球を外野まで運んだ。

村上は1-1の3回に2点を失い勝ち越しを許すが4回から6回は三者凡退。リズムを取り戻すと森下がビハインドの空気を変えた。

2点を追う6回、レフトスタンドに反撃のアーチを描いた。まるで前日の一発を見ているかのような15号は3試合連続本塁打。1点差に迫った。

「とにかく出塁することを考えて打席に入りました。浮いてきたスライダーを上手く捉えることができました」

さらに大山、佐藤輝の連打でチャンスを作り1死1、3塁からは坂本がセーフティスクイズを決めて3-3の同点に追いついた。

打線の後押しを受け村上の投球にも熱が込もった。7回は先頭打者に安打を浴びたが後続を力勝負でねじ伏せ2者連続三振。四球を与えて2死1、2塁としてしまっても148km/hのストレートの後に98km/hのスローカーブを投じてタイミングを外す。7回を3失点にまとめ先発の役割を果たした。

「たらればになってしまいますが、3回までの失点を1点でも少なくできずに悔しいです。7回まで粘って投げられたことはよかったのかなと思います」

しかし8回にゲラが先頭打者に一発を浴びてしまう。打線は7回と8回にも走者を出していたが得点には至らない。1点を追う9回、先頭の坂本が相手の失策で出塁し、木浪がバントを決めて代走の熊谷を2塁に進めた。一打同点のチャンスを作り、代打の渡邉が起用された時点でベンチに残っている野手は3人だけ。総力戦でビハインドを2度追いついたが3度目の同点劇、そこからの逆転はならなかった。

紙一重の攻防の末に敗れはしたが内容は悪くない。明日は大竹の快投でカード勝ち越しを狙う。