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高橋が投打に活躍しマジック3
早くマジックを減らしたい。初回の攻撃ではやる気持ちが裏目に出た。いきなり近本がライト前に運び、これが通算1200安打。攻撃に勢いをつけたはずだが牽制に刺されてしまう。安打を放った中野も相手の中継が乱れた隙を突こうとするが2塁タッチアウト。先制機を逃してしまったが頼れるスラッガーは浮き足立たない。2回1死、大山が先制本塁打を左中間スタンドに運んだ。
3回には2死から足と長打力の組み合わせで追加点を奪った。中野が安打で出塁し森下がライト線に2塁打を放つ。この一打で中野が1塁から一気に生還、2点目のホームへ頭から滑り込んだ。
「自分の中では短く持ってチームのためにと思って打った結果が、(中野)拓夢さんも1塁からよく走ってくれていい1点だったなと思います」
15勝を挙げ、防御率も1.97と優秀な先発の高橋は期待通りの好投で試合を作った。ゴロアウトが多く、外野への打球が少ない。リスクを抑えた理想的な投球で無失点投球を続けた。2-0の7回には2死3塁で打席に立つとうまい流し打ちでレフト前に弾き返す。欲しかった追加点を自らのバットで叩き出した。投打に活躍し8回を無四球無失点、スーパーピッチャーが堂々のパフォーマンスだった。
「長いイニング久々に投げられて充実感があります。バックの守備と(伏見)寅威さんがたくさんワンバン捕ってくれた。(適時打は)ストライクに来たやつは全部打とうといつも思ってるんで、めっちゃ気持ち良かったです」
トドメは佐藤輝だ。8回1死1塁からライトスタンドに叩き込んだ38号本塁打は、打球速度183キロの痛烈なライナー。2点を加え試合を決めた。5点リードの9回は工藤が三人斬り。カウントダウンを1つ進めマジックを3とした。
前日の雨天中止と高橋がロングイニングを投げたことでリリーフ陣の消耗はほとんどなく、打線は森下と高寺が3安打をマーク。最高の状態で明日の巨人戦を迎えられる。藤川監督は「頭は冷静に心は熱く、挑戦的に向かっていきたいなと思いますね。挑戦者として、明日勝負しますね」。今季最後の伝統の一戦で連覇に王手をかけたい。


















