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藤川球児監督が「2026シーズン前半戦」を総括
2026年07月26日 更新

26日(日)、藤川球児監督が「2026シーズン前半戦」の総括会見を行いました。

藤川球児監督会見より(一部抜粋)

―前半戦、ここまでの戦いを振り返っていかがでしょうか。

3月、4月いい部分で勝ち越しができて、総じて言いますと5月、6月、7月で5割、全くの五分できています。いろんなことがある中で、選手たちが上手くタッグを組んでくれて、良い時も悪い時も支え合いながら、なんとかチーム状況を保ってきた証が、この5月、6月、7月、3か月トータルで見て5割というところでいいますと、チームの輪は保てているのかなと思います。

―ジャイアンツと激しい首位争い、どう感じていますか。

このユニフォームを着ている以上、宿敵ですから。私自身というよりも、阪神、巨人としてそれを預かるものとしては、全力でぶつかるし、その思いというのは何ごとにも代えがたい思いでいます。

―先発投手の髙橋遥人選手の活躍ぶりは。

非常に素晴らしい活躍ですし、監督に就任した際、直接面談をしまして、髙橋の方から「腕に入っているプレートを取り除く時間が欲しい」と話があり、であれば待つからと、(一昨年の)オフに除去手術をしました。そしてドラフトで伊原を獲得することができ、昨年即戦力としての活躍があって、夏場には髙橋が戻ってくるであろうというプランをもともと持っていて、半シーズンであれば、中10日、中8日で回れば、今シーズンの活躍が計算できるのではなかというプランのもとで進んでいて、今シーズンその期待通りにここまでやってくれていて、本当に頭の下がる思いというか、長きに渡る苦労から、まだあと半分ありますが、ここまでよくやってくれていますね。

―同じピッチャーとして思うところがあるんですね。

そうですね、髙橋の苦しみももちろん知っていましたし、同じトミージョン手術もしていますし。それもこれも才木、村上の両投手がローテーションを外さずに、きちっと回ってくれていることで、髙橋を中6日、そういう形で回さなくていいように出来ています。そういう部分で髙橋としても二人に感謝があると思うし、それが全てチームのパワーになって、それを髙橋が勝利に変えてくれて、二人のエースが苦しいところでも投げ切ってくれるというところは感謝しかないです。次が早く出てこいと今思っているところです。

―リリーフ陣全体についてはどう思われますか。

やはりキャリアを重ねたドリスと岩崎が、責任の重い終盤を今担っていますが、野村監督の「無視、称賛、非難」とありますが、すごく厳しい場面で投げますから「非難」がくるような場面ではそれくらいのキャリアを持った選手たち、覚悟を思った選手たちが上ってくると思いますし、今出てきだした選手たちはまだ「称賛」のレベルにひっかかるようなところですから、それは私を含めて首脳陣が今シーズン以降も彼らがこの野球界で活躍し続けられるように、しっかりと見守りながら、あごを上げさせずに積んでいく必要があるのかなと。ですけれど、ドリスもベテランですし、いろんなところを経験してきていますから、若い選手たちにはそれがエキスとなるでしょから、あわてず急いで、今シーズンも最終盤に差し掛かる頃に間に合うことが出来れば、そこに帰ってくる戦力があれば、総じて強くなっているのかなと考えているところではあります。全体像が必要ですね。

―その投手陣を引っ張る捕手陣について、坂本選手、梅野選手、伏見選手を併用という形になっていますが。

まず伏見が加入したことによって、阪神タイガースの持っている配球面、戦術面と違うエキスが入ることで化学反応があったように思います。それは伏見の経験、彼の持っている勝負根性といいますか、タイガースに必要な他球団で培ってきた「負けない」「絶対勝つ」というそういう部分に関しては、ベテランであるからこそ持ち合わせていて、すごく魅力的に感じたし。そんな中で坂本はWBCで視野を広げ、またタイガースにスポットを当てる期間がどうしても改めて必要だったので、本当に助かったというか、いいものをタイガースに持ってきてくれたなと。そしてもう一人梅野ですが、長年に渡り正捕手を務めて現在もそうですが、一軍でベンチに座り続けると、どうしても力という部分で実践が無ければどうしても衰えがくるかもしれません。という意味で、最初、本人は辛かったかもしれませんが、キャンプはファームからスタートして、肩の状態を上げたり打撃を振れる状態にしたりだとか、それを見事に跳ね返して今の状態にもってきてくれたということでは、3人ともが元気な状態で残りのシーズンを迎えられるという意味では、チーム力が落ちずに保てているのも、3人いたことによることかなと手応えを感じています。

―野手陣ですが、4番の佐藤輝明選手の働きぶりは。

言わずもがなといいますか、就任したときから彼に非常に期待を込めて必ずやってくれるというふうに思って昨シーズンスタートしまして、現状でもその姿、形変わることなく、ある意味監督である自分の身代わりのように、チームの代表者として4番をはってくれていまして、チームのすべてを守ってくれている大黒柱でもあります。素晴らしい活躍です。

―後半戦の監督が考えるキーポイントはどこでしょうか。

過去、阪神タイガースにおいては「連覇」が一度も無いので、監督として今連覇を狙っていますが、ここから重要なのはいかにチームの輪が乱れないか、そして必ず試合に負けた時には責任を問おうとしますが、私はその責任を問うつもりは一切ないし、その時にゲームから目を背けたり、現場から離れたくなったりするような選手がでないように、きちっとチームとして戦う姿勢を保ち続ける、これが一番タイガースを勝たせるときに必要だと、全面立ち向かうことが勝つ方法だと思います。