- 藤本敦士氏のコーチ就任について
- 2014年11月06日 更新
6日(木)、藤本敦士氏が来季のファーム内野守備走塁コーチとして就任することが決まりましたのでお知らせします。また、同日、球団事務所にて就任会見を行いました。
高野球団本部長、藤本敦士氏ファーム内野守備走塁コーチコメント(会見より)
高野球団本部長より
この度タイガースのファームの内野守備走塁コーチに就いていただきます藤本敦士さんです。藤本さんはタイガースに長く在籍いただきまして、ご承知の通り優勝時も大活躍して、それ以後もタイガースに大いに貢献していただきました。また、ヤクルト球団にも行かれて外部の球団でも活躍しまして、この度タイガースのファームの若い選手の育成に尽力してくれると思います。大いに期待しています。どうかよろしくお願い致します。
【代表質問】
―今の心境は？
このタイガースは自分自身がFAで出て行った身だったものですから、まさかこんなに早くタイガースの縦じまのユニフォームを着られるとは本当に思っていなかったので、正直びっくりしています。やはり内野手を、若手をしっかり育てるべく、僕も指導者としてまだまだ未経験なものですから、僕も成長して、選手もしっかりと成長して、お互いが切磋琢磨して良い選手をどんどん育てられたらと思います。
―縦じまのユニフォームは6年ぶりになりますが？
6年ですけれど、そんなに長い間という感じはないのでイメージは湧いていますね。
―外から見てタイガースの若手は？
今のタイガースでいうと、鳥谷選手が内野手のトップで、その鳥谷選手とその次の内野手との差がかなり広い、だいぶ開いてるなというイメージがあり、第2の鳥谷選手じゃないですが、その差をしっかり埋めて欲しいという気持ちがありました。
―具体的にどの選手にどのように教えたいですか？
名前を出すなら北條選手。やはりショートというポジションは内野の要だと思っているので。バッティングもそうですが、やはりショートという要の守備というのもしっかりと身につけて欲しいと思います。ショートに飛んだら大丈夫というくらい北條選手がやってくれればいいと思います。
―鳥谷選手がタイガースを出る可能性もありますが、そうなると来年すぐに若い選手を育てないといけないと思いますが？
そういうことが求められていることですから。それはしっかりと僕も選手と話し合って、鳥谷選手だけじゃなくて、一人でも多くの若い選手が甲子園球場で活躍してくれるという事が一番です。
―現場を1年間離れてあらためてそれが役に立つ部分もありますか？
現場も離れましたし、他チームにも行きましたが、タイガースの野球をする環境というのは非常に素晴らしいと、外に出て初めてわかりました。こんなにいい環境で練習できる施設というのはなかなかないので、そういうのを若い選手に絶対恵まれているからもっとやった方がいいよと伝えていきたいと思います。
―意気込みを一言
どれだけ若い選手がこの甲子園で活躍できるか、一人でも多く第2の鳥谷ではないですが、そういうしっかりした選手・内野手を育てていきたいと思います。
―第2の藤本を？
いや、僕はいいです。しっかりとした選手を育てていきたいと思います。
藤本敦士 ファーム内野守備走塁コーチプロフィール
| 生年月日 | 1977.10.4 |
|---|---|
| 出身地 | 兵庫県 |
| 投打 | 右投左打 |
| 身長／体重 | 174cm／72kg |
| 球歴 | 育英高～甲賀総合科学専門学校～デュプロ（2000年度ドラフト7位）～阪神（2001～2009年）～ヤクルト（2010～2013年）～野球解説者～阪神（ファームコーチ2015年） |
| 初出場 | 2001.4.14対中日2回戦（ナゴヤドーム） |
| 初スタメン | 2001.4.17対横浜4回戦（鹿児島） |
| 初安打 | 2001.4.17対横浜4回戦（鹿児島） |
| 初本塁打 | 2001.5.16対巨人8回戦（福岡ドーム） |
| 初打点 | 2001.4.18対横浜5回戦（鹿児島） |
| 初盗塁 | 2001.6.14対中日13回戦（大阪ドーム） |
| 1000試合出場 | 2013.9.21対阪神21回戦（甲子園） |
| オールスター出場 | 2003、2005～2006年 |
| 日本シリーズ出場 | 2003、2005年 |
| 五輪出場 | 2004年（アテネ） |
