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藤川球児選手入団会見
2015年11月24日 更新

24日(火)、大阪市内のホテルにて、藤川球児選手の入団会見を行いました。

以下、会見コメント

四藤慶一郎社長挨拶

本日、阪神タイガースは藤川球児選手と正式に契約を締結させていただきました。
これによりまして、2012年以来4年振りの復帰となりました。
来シーズンより、甲子園全国のファンの皆様を大いに湧かせ活躍してくれるものと期待しております。
背番号は18番に決めさせていただきました。

藤川球児選手

―今の心境は?

タイガースを離れて3年、自分の中でもいろいろありましたが、契約に合意はしていましたが、実質、先ほど契約書にサインをしたということで、やっとタイガースのことが話せるというか、自分の中での決まりごとであった、入口を通過したので、ここからはタイガースのことを聞かれても何でも話せると思っています。

―タイガースのユニホームを着ることに関しては?

自分の人生で一番輝きをもたらしてくれた球団が、阪神タイガースということは間違いなかったのですが、一野球選手としてタイガースを離れれば、タイガースの話はできないと考えておりました。
それが、今日、こういう形で復帰したということで、これからまたタイガースで全身全霊でいつ倒れてもいいような覚悟でやれると思うと、 本当にうれしく思います。

―入団を決断した理由は?

メジャーで大きな故障をしました。そのときにもう一度野球選手として立ち上がるんだという気持ちでやっていました。
それから高知に入団し、全力でやってみて野球に対する想い、自分がどう感じるかということを実践したのですが、その中で、自分に声を掛けてくれる、球場に来てくれる方のほとんどがタイガースファンでありました。
そういう人の心ですね。

―どんな活躍をされるのか期待に胸を膨らませていますが、期待・不安胸中はいかがですか?

自信はあります。ですが、不安があるから練習をするわけですから、不安がない選手はいないと思います。

―金本新監督の印象は?

僕たちが若いころからタイガースの主力としてやっておられて、僕もこうやってしっかり練習すること周りを大事にすることを覚えたのも、そういうことを金本さんが変えてこられたからなので、その方が監督になるということで、金本監督の好きなようにしていただいて、最高に使いやすい信用のできる1つになるということぐらいしかできないので、自分にそれだけ大きな力があるとは思っていませんので、やれることをしっかりやって、監督がやって欲しいということ、球団がやって欲しいと思いことに応えるだけです。
すべては導かれるものだと思います。自分の力を信じて努力をすれば、監督・球団・ファンの方たちが選手に価値を付けてくれると思っています。

金本監督には選手生活でもお世話になったので、もう少しそういう時間も過ごしたかったかなとも思いますが、金本監督の手のひらの上で自由に暴れまわってやらせてもらえるくらい大きな監督なので、信用して全力でやりたいと思います。

―背番号「18」についてはいかがですか?

背番号も含めてこだわりはありません。ただ、良い番号を与えていただいたということは感謝しております。
一人の選手として日々努力し、結果を求めてやって、その時みなさんが判断してくれると信じてやりたいと思っています。

―リーダーシップを期待されていますが?

社長からもそういう役割を期待されていると、監督からもそういう話をいただきましたが、狙ってやったり意識してやると相手に伝わっちゃうので、あまり考えずにやりたいです。

―ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

冒頭で涙を流したように見えたかもしれませんが、涙はこぼしておりません。
タイガースに戻った一番は、(優勝)パレードをしたい!僕たちが喜ぶんじゃなくて、関西の皆さんに喜んで欲しいということが一番。これです!!
なので、その時は僕じゃなくて皆さんに泣いて欲しいので頑張ります。

 

藤川球児選手 プロフィール

生年月日 1980年7月21日
出身地 高知県
投打 右投左打
身長/体重 184cm/86kg
球歴 高知商高(1998年 ドラフト1位)~阪神(1999-2012年)<2012年度FA行使>~カブス(2013-2014年)~レンジャーズ(2015年)~ 高知(四国IL)(2015年6月-)~阪神(2016年) <甲子園出場:1997年夏>
初登板 2000年3月31日対横浜1回戦(横浜)<3回 中継ぎ>
初先発 2002年7月21日対横浜18回戦(横浜)
初勝利 2002年9月11日対ヤクルト26回戦(神宮)<先発>
初敗北 2002年7月28日対中日17回戦(甲子園)<先発>
初セーブ 2005年9月9日対広島17回戦(甲子園)
初ホールドポイント 2005年4月3日対ヤクルト3回戦(大阪ドーム)<救援勝利>
初ホールド 2005年4月6日対広島2回戦(広島)
初奪三振 2000年3月31日対横浜1回戦(横浜)<3回 打者:谷繁 空三振>
500試合登板 2011年8月28日対ヤクルト13回戦(甲子園)<完了>
100セーブ 2008年9月25日対横浜22回戦(甲子園)
150セーブ 2010年9月5日対広島20回戦(マツダ)
200セーブ 2012年4月11日対広島2回戦(マツダ)
シーズン最多登板 2005年(80)
シーズン最多セーブ(2)  2007年(46)<プロ野球タイ記録>、2011年(41)
シーズン最多ホールドポイント 2005年(53)
シーズン最多ホールド 2005年(46)
月間最多ホールド 2005年7月(10)
17試合連続ホールド 2005.6.14対西武4回戦(インボイス)~7.20対横浜12回戦(甲子園)<プロ野球タイ記録>
38試合連続無失点 2006.4.15対広島4回戦(甲子園)~7.11対広島8回戦(甲子園)<プロ野球記録>
最優秀バッテリー賞(2) 2005年(捕手:矢野)、2008年(特別賞)
最優秀中継ぎ投手(2) 2005年(HP53、ホールド46・救援勝利7)、2006年(HP35、ホールド30・救援勝利5)
月間最優秀投手(2) 2005年6月(3勝0敗、防御率1.62)、2008年9月(4勝0敗、防御率0.00)
日本シリーズ出場 2005年
クライマックスシリーズ出場(2) 2008年、2010年
オールスター出場(8)  2005-2012年
五輪出場 2008年(北京)
WBC出場(2) 2006年、2009年

公式戦成績



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H
P

2000 阪神 4.76 19 0 0 0 0 - - .000
2002 3.71 12 0 1 5 0 - - .167
2003 3.38 17 0 1 1 0 - - .500
2004 2.61 26 0 2 0 0 - - 1.000
2005 1.36 80 0 7 1 1 46 53 .875
2006 0.68 63 0 5 0 17 30 35 1.000
2007 1.63 71 0 5 5 46 6 11 .500
2008 0.67 63 0 8 1 38 5 13 .889
2009 1.25 49 0 5 3 25 3 8 .625
2010 2.01 58 0 3 4 28 5 8 .429
2011 1.24 56 0 3 3 41 5 8 .500
2012 1.32 48 0 2 2 24 2 4 .500
計:12年 1.77 562 0 42 25 220 102 140 .627

MLB 年度別成績










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2013 カブス 5.25 12 1 1 2 .500
2014 カブス 4.85 15 0 0 0 .000
2015 レンジャーズ 16.20 2 0 0 0 .000
計:3年 5.74 29 1 1 2 .500

日米通算成績

通算成績





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日米通算計:15年 1.92 591 43 26 222 .623

独立リーグ成績










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2015 高知 0.82 6 2 1 0 .667