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西勇輝選手『9月度大樹生命月間MVP賞』を受賞
2019年10月15日 更新

15日(火)、セントラル・リーグ9月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、投手部門で西勇輝選手が受賞しました。

投手部門は、阪神タイガース・西勇輝選手がオリックス時代の2014年3,4月度の受賞に続き、セ・リーグでは初受賞。
西投手は、先発した全4試合を全て勝利で飾り、リーグ唯一の4勝(無敗)、防御率1点台の1.93(自責点6)とリーグトップの成績を残し、チームの月間リーグトップ(13勝8敗)に大きく貢献した。特にクライマックスシリーズ進出の可能性を残し1敗も許されない状況の中、28日の対横浜DeNA25回戦(横浜)での5回零封の好投はチームに勢いを与え、クライマックスシリーズ進出という結果を引き寄せた。
FA移籍1年目となった今シーズン、勝負所となった9月で大きく存在感を示す活躍となった。
投手部門での阪神タイガースからの受賞は、2018年3、4月度受賞のメッセンジャー投手以来。

西選手9月度成績
試合勝利敗戦投球回防御率奪三振自責点
440281.93126
西選手コメント(会見より)

-月間MVPを受賞しての感想をお聞かせ下さい。

9月はチーム状況的に苦しい展開で1つも落とせないという試合が続いた中で、なんとか4勝することができて、チームに貢献することができたのかなと思います。
(4戦4勝は)攻撃の面でバッターの方が打ってくださって、すごく助かった試合ばかりでしたし、あとはキャッチャーの梅野も良いリードをしてくれたので最小失点で終わることができ、このような成績になったと思います。

-西選手の9月の防御率は1.93でした。

守備のリズムも良くて、併殺も多く、ピンチになってもなんとか0で帰ってくることができたので、野手の方に感謝したいと思います。

-前回の受賞はプロ6年目24歳のときで、今回2度目で阪神移籍して1年目での受賞ですが、何か特別な思いはありますか。

良いピッチャーが多いのでもう取れないと思っていたので、なんとか取れてよかったです。

-9月の登板した4試合の中で一番印象に残っているシーンを挙げていただけますか。

北條が2ランホームランを打って、勝ちが舞い込んできた試合は大きいと思います。

-今年のレギュラーシーズンはチームトップの10勝、そして172 1/3回を投げました。シーズンを振り返っていかがですか。

一年怪我なく投げることができましたし、イニングも最低170はいきたいと思っていたので、そこを1年目でクリアできて良かったと思っていますし、来シーズンももっとイニングを稼げるように投げて生きたいと思います。

-矢野監督のお話の中にも、西選手は苦しい時いつもどんな時も笑顔で投げているとおっしゃっていて、全幅の信頼をおいていると印象ですがいかがですか。

そう思っていただいて、感謝したいです。自分自身、何度か野球ができない時があったので、野球ができる喜びをしっかり体現できているのかなと思います。

-甲子園を中心にファンの方の声援いかがですか。

守っていても攻撃していてもたくさんの応援をしてくれているので、毎回ファンの方の声援は力になっています。(9月は)残り少ない試合でもたくさん来ていただいて、ずっと応援してくれたので感謝しています。