- 5月 第4回
- 篠原信一さん（全5回）
芸能界をはじめ各界で活躍するタイガースファンに、愛するタイガースへの熱い想いを語っていただく各界からエール「ガオー！応援隊！！」。今月は元柔道のオリンピック選手で、シドニーオリンピック100kg超級の銀メダリスト。柔道日本男子代表監督を歴任された篠原信一さんにご登場いただきました。今回はその第4回目をお届けします。
Q:球団関係者によると金本監督は選手時代、「わしあんまりファンサービスに協力せんかった」とおっしゃってますが、監督になるや否や選手には「ファンサービスをしろ！」と言われているそうです。どう思われますか。
篠原：
金本監督の場合は愛想とかではなく、プレーでファンサービスを実施されていただけのことだと思います。ただ、今の時代はプレーだけじゃだめなんだと。プレーで魅せるのは当たり前で、プラスアルファ「いつもありがとう」って手を振ることを忘れるなってことだと思います。素晴らしい監督だと思いますよ。
そういう意味でやっぱりね、監督が変わるとチームは変わりますからね。金本監督がどこかで自分はいろんな監督見てきたから、その「いいところどり」をするというようなことを言われていたのを聞いたんですけど、それでいいと思いますね。あとはね、監督の「これ」っていう芯がおありだと思うんで。その「芯」に「いいところどり」をひっつけていって、最高の監督になってもらいたいなと思いますね。
Q:ファンサービスといえば去年の球場のデータで50歳代の女性の入場が増えたんですよ
篠原： すごいですね、50代の女性が増えたんですか！カープ女子よりもだいぶお姉さまですねぇ。増えたっていうのは、昔と違ってヤジが少なくなったとか、質がちょっと良くなって阪神ファンの女性が甲子園に来やすくなったっていうことやと思うんです。よく知らないですけど、広島は野球のことなんて全然知らないほんまの女の子、高校生チックな年齢からそれよりちょっと上くらいの年齢の女性が来るじゃないですか。お姉さま方ももちろんうれしいですが、それくらいの女子もどんどん増やしていきたいですね！！そしたら俺もトラコ応援隊長！みたいなコトやりたいです！（笑）
Q:めっちゃ若い子も増えましたよね、広島の影響かなと思うんですけど。
篠原：
確かにね、女の子も増えましたね。サッカー人気のことが言われますけど、甲子園はいつも満員で、4万6千人が毎試合ほとんど埋まるんですからスゴイですね。
そんなんゆうてたら、俺は野球応援してる場合ちゃうやん！柔道応援せな。柔道人口減ってきてんのに。ガオーやってる場合ちゃう（笑）
現役時代の金本監督のファンサービスについての篠原さんの持論、納得できますね。そして、熱烈にタイガースを応援してくださっている篠原さんのために、ファンの皆さん、ぜひとも柔道も応援しましょう！
第5回の更新は5月30日(月)。お楽しみに！
