- 2月 第3回
- 大抜卓人さん （全4回）
芸能界をはじめ各界で活躍するタイガースファンに、愛するタイガースへの熱い想いを語っていただく各界からエール「ガオー！応援隊！！」。
今月は奈良県出身、FM802の朝の顔として活躍中のDJ、TACTY（タクティ）こと大抜卓人（おおぬきたくと）さんにご登場いただきました。今回はその第3回目をお届けします。
Q: 2017年のチームスローガンは「挑む」に決まりました。超変革の姿勢は引き継ぎながらも、その上で「挑む」金本体制の2年目は、どんな風に変わってほしいですか？
大抜：新人選手や補強選手が入団して、ファームからの突き上げじゃないですけど、やっぱりベテラン選手の活躍が見たいですよね。鳥谷（敬）選手のように、ずっとタイガースを支えてきた人たちが新しく生まれ変わるタイガースで復活して欲しい。勝負はここからですから、新しい選手たちがどんどん出てくる中で、ベテランも踏ん張って、競争が始まって勢い付いたらきっといいチームになりますよ。
Q:その中でキーマンとなるのは誰だとお考えでしょうか？
大抜：やっぱり糸井（嘉男）選手じゃないですか。彼が活躍することへの期待もめちゃめちゃ高いし、真価が試されるんじゃないでしょうか。その姿にベテラン選手たちがどう刺激されて、挑んでいけるのか。われわれラジオDJの世界もそうですよ。新しい強烈なヤツが入ってきたら、「ヤッバ！」って焦りますもんね。上手いヤツが入ってきたなーって思いますからね。例えばK1の世界でも、新しい人や新しい流派の人たちが入ってきたら、やっぱりドキドキするじゃないですか。そういう感じなんですよね。糸井選手はオリックス・バファローズ時代から互いに関西を盛り上げてきた選手で、大阪のプライドを背負ってきてらっしゃると思いますし、本当に楽しみです。
Q:お仕事柄、現役の選手からOBの方々までご縁があるとおっしゃっていましたが、印象に残っている方は
大抜：金本（知憲）監督はお仕事で一度お会いして、よろしくお願いしますって握手をした時の手のゴツさがいまだに忘れられません。その時、何でも聞いていただいてもかまいませんからと言ってくださった男気あるところにも惹かれました。あまり多くは語らないけど、背中で見せる、雰囲気で引っ張る…みたいな、あんな人がいつも監督としてベンチにいらっしゃると思ったら、身も心も引き締まるし、モチベーションも上がるだろうなって思います。
Q:金本監督の空気感、すごかったですか？
大抜：すごかったです、空気がピリッとしました。だけど、近寄っていけないというオーラじゃなくって、相手を包み込む感じがあるんですよ。実際にお会いして、やっぱりすごい方が監督に就任されたんだなあと思いました。若い頃から非常に苦労をされてきた金本監督だからこそ出せる優しさを感じて、めっちゃ好きになったんです。ご自身が苦労してはるからこそ、とにかくチャンスを一回与えてみようと若手も積極的に起用される。そうなると、選手たちもいつ呼ばれても大丈夫なように準備しなきゃ！と思いますよね。
手も心も大きな金本監督との出会いは大抜さんのハートを強く動かしたようですね。監督の厳しくも温かいふところで、元気な若い世代とチームの顔であるベテランの活躍を期待したいですね。
第4回の更新は2月27日(月)。お楽しみに！
