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タイガースWebマガジン 2017年7月能見選手

能見選手 インタビュー

Q:3年前のインタビューでお話されていましたが、試合前の準備としてユニフォームを畳むことに今でもこだわり続けているんですか?

能見:はい、ユニフォームはもちろん畳まないといけない(笑)。洗濯に出したユニフォームは当然キレイに畳まれて戻ってくるんですけど、僕はそのままでは持って行かないです。遠征先でももちろん洗濯に出せば、ユニフォームもアンダーシャツも全部畳まれて袋に入って帰ってきますけど、その袋を開けてもう一回自分の手で、自分の畳み方で全部畳み直すんです。もうどこでもですね(笑)。

Q:ベテランの選手として、若手やチームを引っ張ることをどう考えられていますか?

能見:まわりの選手に声をかけるというのはある程度意識していますが、なかなか難しいですね。特に若い投手が投げる試合はできる限り見てアドバイスするようにしています。例えば、自主トレで一緒だったサダ(岩貞祐太)とかにはいいピッチングができた時も、調子が悪かった時も必ず声をかけています。僕が思ったこと、気づいたこと、フォームがこう変わったから球筋が良くなったとか、ちゃんと見ているんだよってことも交えながら言うようにはしています。相手をちゃんと見て言ってあげないと、こっちが単に経験をもとに一方的に言う話には聞く耳を持たないと思うので、そこはちゃんと意識して伝えるようにしていますね。

Q:チームの雰囲気、ベンチをどう盛り上げていくか。何か意識されていることはありますか?

能見:僕、ベンチに入るのが週イチなんでベンチからチームをどう盛りあげればいいか全然わからないんですよ。先週お話したように、投手間でのコミュニケーションや若手に声をかけることは、練習中だったり試合前後にやっているんですが、ベンチでは難しいですよね。基本的に阪神タイガースって、注目されているメディアの方が多いじゃないですか。例えば、何か言って盛り上げてベンチがいい雰囲気になっても、それが見る側によっては悪ふざけに見えてしまう。そういうのはすぐ表に出るじゃないですか。ですから、ひと言で雰囲気作りって言ってもすごい難しいと思います。

第3回の更新は7月21日(金)。お楽しみに!