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タイガースWebマガジン 2017年9月秋山拓巳選手

秋山拓巳選手 インタビュー

Q:これまで野球を続けるために、ご家族・ご両親のサポートがいろいろあったのでは?

秋山:僕が野球を始めたのは、親に強制されたのがきっかけだったんです。その代わりに毎週土日は球場に朝から来て、僕を見守ってくれていました。愛媛から関西に遠征して試合することも多かったのですが、その試合にも応援に来てくれていました。そんなふうに振り返ると、当時の家族の生活は本当に僕中心だったなって思います。僕には姉がいるのですが、姉ちゃんは一人にされる時間が多かったと思います。当時は、そんなことをまったく考えてなかったんですけど、なんかちょっと申し訳なかったなって今になって思います。僕が両親に来てほしいって言ったわけではないですけど、いつも応援に来てくれた両親には感謝していますし、そんな生活に巻き込まれた姉には申し訳なかったかなって思います。

Q:将来、どういった選手を目指されていますか?

秋山:ピッチャーであるからにはエースになりたいなと思っています。自分の思うエース像は、やっぱり先発完投できて怪我をすることなく何年も登板し続けることかなって思います。そして、一年でも長くプレーするっていうのが理想ですね。だから少しでも長く現役でいられるように、手を抜いた練習をしないっていうのが僕のポリシーです。この心掛けが先に繋がることだと思って、意識しながら練習に取り組んでいます。

Q:最後にファンにメッセージをお願いします。

秋山:入団して7年、これまで本当に何もできていませんでしたが、今年はやっとこうしてローテーションに入れるようになりました。だいぶ時間はかかったんですけど、まだ26歳なので、まだまだこれから十分に投手陣の中心として長くやっていけると思います。この長い道のりで得た経験を今後にしっかりと生かしていって、残りのシーズン、そして来年以降もファンの皆さんに信頼されるピッチャーになれるように頑張ります。これからも応援をよろしくお願いします。

秋山拓巳選手のインタビューは今回が最終回です。