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タイガースWebマガジン 2017年12月桑原謙太朗選手

桑原謙太朗選手 インタビュー

Q:2017年のシーズンは、どのような気持ちで迎えられましたか?

桑原:昨年の1年間はずっとファームにいて、一度も一軍登録されませんでしたから、今年も自分にチャンスがあるかどうかは正直わからないなと考えていました。ですから、とにかく自分がやれることをきっちりやって、巡ってきたチャンスを逃さないようにと挑みました。結果的にオープン戦でいい成績を残すことができ、勢いがついて1年間を通して一軍で頑張ることができたと思います。自分でも変わったことを実感できたというか、一体どうしたんだろう?って正直驚いています(笑)。あっという間のシーズンでした。

Q:ご自身を変えるために何か特別なことをされましたか?

桑原:昨年のオフに、若い選手たちがやっていたウエイトトレーニングに僕も参加させてもらいました。自分ができることをやろうと思って、スクワットやバーベルで下半身の強化をはじめたんです。ウエイトトレーニングはシーズン中もずっと続けていて、これが今シーズンのピッチングに繋がったと感じています。

Q: シーズンを振り返って、印象に残った出来事やゲームはありましたか?

桑原:シーズンの序盤で、印象に残ったゲームが二つあります。一つは、3月31日にマツダスタジアムで行われた広島との開幕戦です。僕は6回、7回とまたいで登板したんですけど、7回に新井(貴浩)さんにホームラン打たれてしまったんです。でもその翌日の試合で新井さんと対戦することになったんですけど、ライトフライで抑えられたのはうれしかったですね。前日に打たれた嫌な気持ちを一気に切り替えることができました。もう一つは京セラドームの 4月5日のヤクルト戦。7回1対1の状況で、秋山(拓己)のあとにノーアウト、一・二塁で交代して登板してからバントで二・三塁にされたのですが、そこから後続を抑えることができました。絶対に点をやれないシーンで踏ん張れたことが自分の自信になって、そこから気持ちが乗っていけたと思います。

第2回の更新は12月8日(金)。お楽しみに!