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タイガースWebマガジン 2017年12月矢野燿大ファーム監督

<strong>矢野</strong>燿大ファーム監督 インタビュー

Q:仕事以外のプライベートな楽しみは何ですか?

矢野ファーム監督:そうですね、プライベートでは釣りを楽しんでいます。釣りってやっぱりこう、行ってボーっとしてリフレッシュできますから。多少は野球のことが脳裏をよぎることはありますけど、基本的にはどうやって釣ったろかとか、今日の状況の中でどれくらいのスピードでリールを巻いたらかかるのかなーとか、とにかく釣ることしか考えてないんで。前日の晩から釣りに行けることにワクワクして寝れないくらいです(笑)。
ちなみに船は7・8人乗れるんで、チーム内のメンバーと行って隣り合って座って、お互い応援しあったり、茶化しあったりできるっていうのはすごく良い時間なんですよ。今は海釣りで、鯛とか青物を釣ったりしているんで、食べても美味しいんですよね。和歌山にだいたい行くんですけど、そこの鯛はブランドの鯛なんで本当に美味しいんですよ。家族も喜ぶし、いっぱい釣れた時はまわりにお土産として渡したりもします。

Q: チームメイトや家族との関係で大切にしていることとは?

矢野ファーム監督:そうですね、例えば僕らキャッチャーの話ですけど、キャッチャーってピッチャーがどんなことを望んでいるのかっていうのを感じ取ることがすごく大切なんですよ。例えば、コイツほんまはもっとボールをコネてほしいんちゃうかなとか、ベースに土がかぶってたら払ってほしいんちゃうかなとか、もうちょっと間を空けてほしいんちゃうかな、今、弱気になってるなとか。こういった、相手が何を感じていて、何を求めているのかっていうことを汲み取ることは、仕事仲間はもちろん家族でも友達でも、どんな関係であっても大切だと思うんですよね。常にまわりの人が、何をしたら喜んでくれるのかなっていうことを考えていたら、どんな場面でもおかしなことにはならないと思うんです。やっぱり、思いやりのある対応ができたら自分自身も気持ちいいですし、その上、相手に喜んでもらえたら最高ですよね。
ちなみに僕も解説で5年間仕事をさせてもらいましたけど、やっぱり外の世界の厳しさを感じました。でも、そういった相手への気遣いや気持ちのやり取りを知っていたら、仮にプロ野球でやっていけなくなっても何とかなるんじゃないかなと思うんです。ちょっと話がそれちゃいましたけど、タイガースで鍛えてもらったから今何とかやっていけてるって、将来思ってもらえるような時間を過ごせるようにできればと考えています。

第4回の更新は1月26日(金)。お楽しみに!