9/17(月)~9/19(水)は阪神甲子園球場でベイスターズ戦が行われます。ここまで9勝10敗2分と負け越してはいますが、今シーズン最後のベイスターズ3連戦だけに3連勝でシーズン勝ち越しを決めたいところです!気になるベイスターズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
ベイスターズとの前回カードは、敵地での3連戦。いずれも競った試合展開となった。
第1戦は1点ビハインドの8回表、1死二三塁の好機から平野の適時打で同点とする。しかし、直後の守りで失点を喫してしまい、惜しくも初戦を落とした。
第2戦は同点で迎えた6回表、新井良がレフトスタンド上段へ豪快にソロを放ち、勝ち越しに成功。投げては、先発・岩田が7回1失点と力投を見せると、その後は福原、藤川のリレーで接戦をものにした。
第3戦は4回までに3点のリードを許したものの、中盤に2点を返して迎えた7回表、ブラゼルのソロで試合を振り出しに戻す。しかし8回に再びリードを奪われると、そのまま逃げ切りを許して連勝はならなかった。
ここまでの対戦内訳は9勝10敗2分とわずかに負け越し。2005年から7年連続で勝ち越しているチームだけに、絶対に負けられない相手だ。今季最後のベイスターズ戦を3連勝で締めくくり、猛虎の底力を見せつける。
今季のベイスターズ戦を振り返ると、点の奪い合いとなる試合が目立ち、ここまで両軍ともに無得点で終えた試合は一度もない。今カードも最後の最後まで勝負の行方が分からない、手に汗握る一戦となるだろう。
そういった試合展開ならば、新井貴の豪快なバッティングで相手に引導を渡したい。
ここまでチーム最多の51打点をマークしている新井貴。昨季の打点王に輝いたこの男は、ひと振り目の集中力に強みを見せている。ファーストスイングでの打率は.326とチームトップクラスの成績をマーク。さらに今季8本塁打中、実に7本塁打はひと振り目で放ったものなのだ。確実性もさることながら、あふれんばかりのパワーが込められたファーストスイングに大いに期待したい。
現在、4番に座る弟・良太がブレークする中、兄として存在感で負けるわけにはいかない。ひと振りにかける集中力で、熱き思いを込めた一打をスタンドへ放り込む。
※文章中のデータは2012年9月8日終了時点
スイング | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|
ファーストスイング | 172 | 56 | 7 | 32 | .326 |
それ以外 | 260 | 51 | 1 | 19 | .196 |
※データはすべて2012年9月8日終了時点