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千葉ロッテマリーンズ

6.8(FRI)9(SAT)10(SUN)

阪神甲子園球場

エースキラー・岩貞で弾みをつける

交流戦で思うような試合運びができず、タイガースが苦しんでいる。ここまでソフトバンク、西武、オリックスと戦い、借金3を抱えている現状。セ・リーグ全体が低迷しているため大きなダメージはないが、8日からのロッテ3連戦は勝ち越しておきたいところだ。

初戦に先発する岩貞にはメッセンジャー、秋山の2枚看板に引けを取らない安定感がある。ここまで6試合に登板し、3勝2敗、防御率1.66。先発にとって最低限の責任とされるクオリティ・スタート(QS=6回を自責点3以下)は5度マークしている。

相手の先発は涌井。3試合連続でエースと投げ合うことになる。5月25日の巨人戦(甲子園)では7回無失点。この時は菅野に投げ勝っている。前回登板だった1日の西武戦(メットライフ)では8回2失点で完投。敗れはしたものの、菊池と互角に投げ合い、能力の高さを見せつけた。

いつものように甲子園で前日調整を終えた左腕は「パ・リーグの球団はすごい振ってくる。うまく投げようとせずに、思い切って投げるところと、そうでないところを見極めて…」と言葉に力を込めた。ロッテ打線はパ・リーグ最少の26本塁打。破壊力が乏しい代わりに、53試合を消化した時点で53盗塁と機動力に警戒が必要だ。

切り込み隊長の荻野は打率3割1分2厘、14盗塁と好調。新人・藤岡裕、急成長中の中村で形成する上位打線は厄介で、4番の角中も6月に入って18打数9安打と手がつけられなくなってきた。新外国人のドミンゲスも5月の16試合で6本塁打と量産。「(状態は)悪くない。調子がいい時こそ慎重にいきたい。熱くならず、冷静に投げることが重要だと思った。それをやり続けたい」と有言実行の好投をすれば、2、3戦目の先発が予想される小野、高橋遥の2人にも流れを呼び込むことができる。

5位からの浮上を目指すロッテは、交流戦で5勝3敗と上々。涌井、ここまで6勝のボルシンガーでまずは勝ち越しをもくろむ。3戦目は2年目・土肥が先発することになりそう。今季は3試合で勝ち負けなし。大阪出身の左腕にとって甲子園は地元でもあり、プロ初勝利を挙げるには最高の舞台といえる。タイガースの目標はまず借金完済。05年の日本シリーズで4連敗した相手に、本来の姿を取り戻せるか。

スケジュール

6/8 6/9 6/10
甲子園
神-ロ
18:00開始
甲子園
神-ロ
14:00開始
甲子園
神-ロ
14:00開始
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