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中日ドラゴンズ

9.11(TUE)12(WED)13(THU)

阪神甲子園球場

エース・メッセンジャーで竜斬りへ。
好調の打線が難敵・ガルシアに挑む

巨人との「伝統の一戦」第2ラウンドは4回途中雨によりノーゲーム。今季18度目の中止となった。金本監督も「連盟の人、審判団も粘ったみたいですけど。1時間半待った。しょうがないわな」とお手上げの様子。9月後半から20連戦の過酷日程も浮上し「それでグッと乗っていける可能性もある」と前を向くしかなかった。

11日から始まる7連戦。まずは首位・広島に3タテして波に乗る中日を本拠地で迎え撃つ。ここまで8勝10敗と負けが先行。前回8月23日の同戦(ナゴヤD)では、藤川がビシエドにサヨナラ打を浴び悔しい負けを喫したが、今度は地元・甲子園での3連戦。9月に入り4勝2敗。5試合連続で2桁安打も記録するなど、打線の状態も上向いている虎。CS進出に向けて下位チーム相手に負けは許されない。

日米通算100勝まであと「1」と迫るメッセンジャーが初戦のマウンドに立つ。リーチがかかってから4度の足踏み。チームの勝利を第一に腕を振り続ける大黒柱へ、今度こそ白星をつけたいところだ。10日の投手指名練習では約2時間、入念に体を動かし最終調整を終えた。7連戦を前にして「(チームから中5日と言われたら?)もちろん。僕しかできない。8年間やってきたし、準備は出来ている」と頼もしい右腕。8月のセ・リーグ月間安打記録を塗り替えたビシエドは9月も打率4割越えと好調で、平田や大島らの出塁を許さず好機で仕事をさせないことが鍵になる。チームで唯一開幕からローテを守り続ける鉄腕。竜斬りは任せた。

規定打席に未達ながら3割2分6厘の高打率を残す北條が本領を発揮する。6月に昇格後、甲子園では3割2分4厘と好成績をキープ。8日の巨人戦でも菅野から右前打を放ちチャンスメイクした。守備でも坂本がはじき返した中前への打球を好捕。動きの多いポジションで確実に成績を残し、虎の正遊撃手として日に日に存在感を増してきた。2番の役割も理解し福留、糸井、陽川と和製クリーンアップにつなぐ攻撃の旗手として期待したい。

中日の先発はガルシア。リーグ2位タイ12勝の左腕に1勝3敗と今季はここまで分が悪い。直近2試合を1点差ゲームで制し、4連勝と勢い十分で乗り込んでくる竜。今季6回終了時にリードしていれば、44勝2敗1分(勝率9割5分7厘)と虎が得意とする“先行逃げ切り”パターンに持ち込むためにも、難敵ガルシアを序盤で攻略し優位に試合を進めていきたい。

スケジュール

9/11 9/12 9/13
甲子園
神-中
18:00開始
甲子園
神-中
18:00開始
甲子園
神-中
18:00開始
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