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藤川投入も…柴田痛恨の走塁死

今季17度目の完封負けは、まさかの展開だった。

阪神・久保、中日・ソトの投げ合いで、8回まで0対0。9回表、和田監督は守護神・藤川をマウンドへ送った。

「久保は初回から飛ばしていたし、球数のこともあった(8回124球)。裏の攻撃ということで、延長はあっても、一番いいピッチャーから行った」

セオリー通りのさい配だったが、これが裏目と出る。藤川は先頭の山崎に二塁打を許すと、谷繁に犠打を決められ、無死三塁。続く平田のショートへの強烈な打球は、鳥谷のグラブを弾いて外野へと転がった。その間に、山崎の代走・岩崎がホームイン。重い、重い1点が中日に入った。

その裏、阪神も無死一、二塁のチャンスを作り、ベンチは六番・新井にバントのサインを出したが、ストライクを空振りし、飛び出した二塁走者の柴田が三塁手前でタッチアウト。結局、好機を生かせず0対1での敗戦となった。

9回裏の攻撃について、和田監督は、「練習でのバントを見ていて、新井ならできるということで(サインを出した)。それよりも、あそこで飛び出したほうだな」と、ストライクのボールをバットに当てられなかった新井よりも、飛び出した柴田の判断ミスを指摘。久慈内野守備走塁コーチも、「そんなにあわてることはない。新井は空振りだったけど、キャッチャーは常にあれを狙っている。バントをして、結果的にサードでアウトになるならいいけれど、あれは走塁が悪い」と厳しかった。

8回無失点の先発投手を援護できず、守護神で敗れた1敗。ヤクルトが巨人と引き分けたことで、復活していた自力CS進出の可能性も消えてしまった。