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西勇輝選手入団会見
2018年12月14日 更新

14日(金)、大阪市内のホテルにて、先日入団が決まりました西勇輝選手と正式に契約を行い、入団会見を行いました。尚、背番号は「16」番です。

以下、入団会見より

揚塩健治社長

阪神タイガースは本日、西勇輝選手と契約を締結いたしましたのでご報告いたします。
西選手は、パリーグを代表する投手で、あらゆる技術も優れており、若手投手が多い当球団においてお手本になってくれる存在だと認識しております。
その西選手が阪神タイガースに入団してくれることを、大変うれしく思っております。
ファンの皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

矢野燿大監督

─今のお気持ちは?

うれしいですし、ホッとしているというか、たくさんの球団が興味を持っていた投手なので、本当に来てくれるのかなという不安がありましたが、本当に来てくれたことで、うれしく感謝しております。

─入団が決まって、西投手に声をかけられましたか?

気の利いたことは言えていないと思いますが、ありがとうと伝えたと思います。

─西投手のどんなところを評価されているのでしょうか?

クレバーで欠点のみえにくい、総合的に、技術すべてにおいてレベルの高いピッチャーですので、勝ってくれる影響も勿論ですが、若い選手にとっても良い勉強になってくると思います。うちのチームにとって欠かせない素晴らしい投手だと思います。

─どんな活躍を期待していますか?

(1シーズンでの)勝ち星は12が最高だったと思いますが、13は勝ってくれると思います。13以上勝ってくれて、そのがんばりが若手にも勝手に影響を及ぼすと思うので、新しい球団で気疲れもあるかもしれないけど、西らしく、のびのびとやってもらいたい。そうすれば数字はついてくると思います。期待しています。

─ピッチャー陣のなかで、どんな存在になってほしい?

ベテランも元気ですが、中堅メンバーを西が引っ張っていってくれるような…背負わせるつもりはないですが、西らしくやっていってもらえれば、(自然と)中堅でのリーダーになってもらえるのではないかと思います。

西勇輝選手

─今のお気持ちは?

ホッとしています。

─移籍を決めた理由は?

環境とか、色んな考えがあるなかで、自分が一番合っている球団が阪神だと思いました。自分のプレースタイル、甲子園で自分が(投手が)有利と思いましたし、たくさんのファンが熱く応援してくれるので、後押しされて投げてみたいと思いました。

─交渉のなかで、どんな言葉が印象に残っていますか?

監督の「ファンを喜ばせたい」という言葉が一番響きました。自分もファンと一体となって、甲子園を熱くできればと思います。

─どんな方に相談されましたか?

たくさんいるなかで、一番は家族に相談しました。親身になって相談を聞いてくれる方もあり、人に恵まれてこういう結果になったと思います。家族は自分の決めたことにうなづいてくれて、そういうこともあって安心してこの日を迎えられました。

─タイガースのイメージは?

やっぱりファンが多い。結果を出せば期待に応えてくれるファンが多いと思います。チームは中継ぎが強いというイメージ。自分も(投手陣の)ピースに加わってしっかり投げていきたいと思います。

─甲子園のイメージは?

風が強く、夏は暑く、昔を思い出すような…やりがいを感じる球場と思います。初勝利が甲子園ということで思い入れもありますし、苦手なイメージもないです。しっかり躍動していきたいと思います。

─セ・リーグの野球はどう考えていますか?

DHがないので、打席にも立つし、色んな意味でつらいところもあるかもしれないが自分の仕事を果たしていきたいです。

─背番号が16になりました。

タイガースファンには安藤さんのイメージが強いと思いますが、これからは自分の背番号になれるように頑張っていきたいと思います。

─数字的に意識するところはどんなところでしょうか

監督から13という勝ち星の話もありましたが、自分のなかでは、イニングを重視して、1イニングでも中継ぎの負担を減らし、チームに貢献していければと思います。

─ファンに向けて

これから阪神タイガースにお世話になります西です。たくさんの方が応援に来ていただいて、甲子園を熱くして、優勝目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします。

西勇輝選手 プロフィール

生年月日1990年11月10日
出身地三重県
投打右投右打
身長/体重181cm/80kg
球歴菰野高(2008年度ドラフト3位)<甲子園出場:2008年夏>~オリックス(2009年~2018年)<2018年FA行使>~阪神(2019年)
初登板2009.9.21対楽天20回戦(Kスタ宮城)<中継ぎ>
初先発2010.8.12対ソフトバンク18回戦(ヤフードーム)
初勝利2011.4.17対楽天3回戦(甲子園)(※1)<先発>
初敗北2011.5.15対日本ハム8回戦(函館)<先発>
初セーブ2011.7.1対ソフトバンク7回戦(京セラドーム)
初ホールド2010.8.5対西武15回戦(京セラドーム)
初完投勝利2011.8.11対楽天15回戦(京セラドーム)
初完封勝利(ノーヒットノーラン)2012.10.8対ソフトバンク24回戦(ヤフードーム)
初奪三振2009.9.25対ロッテ22回戦(千葉マリン)<8回 打者:西岡 見逃三>
1000投球回2017.6.16対DeNA1回戦(横浜)
ノーヒットノーラン(準完全試合)2012.10.8対ソフトバンク24回戦(ヤフードーム)<9回 投球数109 打者28(内訳:四球1、三振9、内野ゴロ12、内野フライ3、外野フライ3)>
月間最優秀投手2014年 3・4月(5勝0敗 防御率 0.69)
開幕から8戦8勝2014.4.1対楽天1回戦(コボスタ宮城)~5.20対阪神1回戦(京セラドーム)
オールスターゲーム出場(3)2012年、2014~2015年
クライマックスシリーズ出場2014年
日本代表2014年(日米野球)、2015年(WBSCプレミア12 )

(※1)東日本大震災のため、4.15~4.17のオリックス戦を楽天の主催試合として甲子園でおこなった

公式戦成績

年度球団防御率試合完投完了当初完封無四球勝利敗北セーブホールドHP勝率打者打数投球回安打本塁打犠打犠飛四球故意死球三振暴投ボーク失点自責点
2009オリックス0.0030200000000.00013124000010020000
20103.41180610000011.00012810831 2/321332140131001212
20113.0325131701107101.588537479130 2/3109811526016106104944
20122.781920171083000.727503450123106387330587204138
20133.632830250198000.5297086311661781317442014137507467
20143.29243021121210000.545640581156146111523517119106557
20152.3824302120106000.625655592162 2/3140111224306143304643
20164.14262024101012000.455712626165 1/317142284818108208076
20173.441730141056000.455483430117 2/310814107290788004645
20183.60250025001013000.435679622162 1/316215963626119106665
通算 10年3.302091711165647465112.532505845311219 1/311418210743307470940150479447