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各界からエール「ガォー!応援隊!!」

4月 第3回
若旦那さん(全4回)

芸能界をはじめ各界のタイガースファンにご登場いただき、タイガースへの熱い想いを語っていただく「みんなでガオー!応援隊」。
今月は湘南乃風やthe WAKADANNA BANDのメンバーであり、ソロとしても多方面で活動する、アーティストの若旦那さんにご登場いただきました。今日はその第3回目をお届けします。

若旦那さん

Q:ジャンルは違いますが、野球も音楽もファンに対してメッセージを送って、支えられて…という関係性があると思います。若旦那さんにとってファンはどんな存在でしょうか。

若旦那:ファンはやっぱり感謝しないといけない大切な存在だけど、自分との葛藤でもあるんですよね。ファンに媚びたら負けなんですよ。自分の作る作品や自分のパフォーマンスはあくまでもファンのためだけじゃないし、自分を軸に伝えたいことを届けなきゃアーティストである意味がない。時代のためにやっているんだっていうところを絶対忘れちゃいけないと思っていて、そんな自分や作品にファンが付いてきてくれている。だからファンの求めていることをやり始めたら自分は負けだなと思っているんです。
もちろんファンがいてくれて成り立っている商売ですが、どんなに人気があっても、野球だったらヒットを打たなきゃ塁に出られないし、注目もしてもらえないですよね。なかには、川藤(幸三)さんみたいな人いますよ。呼ばれてもいないのに自分で勝手にバットをもってバッターボックスに出てくる…稀ですよ、川藤さんだけは。だけどやっぱり、グラウンドに立つ以上はどんな形であれ勝負は求められているので、鳥谷さんも自分らしいパフォーマンスで上手く上がっていってくれたらうれしいですね。

若旦那さん

Q:新シーズンに入りましたが、若旦那さんが期待したい選手を二名あげるとしたら?

若旦那:選手じゃないですけど、元投手の久保田(智之)さんがスカウトマンになったんですよね。「頑張れ久保田さん!」って応援しています。選手だったら、個人的には本当に鳥谷(敬)さんになっちゃうな。青木(宣親/ヒューストン・アストロズ所属)と鳥谷さんって早稲田大学の同期じゃないですか。二人はたぶん永遠のライバルなんですよね。俺、青木と仲良かったから、鳥谷さんが「なんか若旦那さんってさー、阪神ファンのはずじゃん。なんで青木と仲良くしてんの」って笑いながらいつも言ってくるんですよ。「もしかしてヤクルトファンでした?阪神ファンじゃなかったんですか」って。そんなやり取りをしつつも、あーやっぱり鳥谷さんは青木とライバルなんだなというふうに感じるんですよね。常に青木のことを意識していて。たぶん二人はお互いにずっと競い合ってて、青木が頑張っているからこそ、鳥谷さんも頑張らなきゃと思っている。でも、今の自分に苦しんでて。青木からも鳥谷さんの話をめっちゃ聞くし、やっぱりどうしても応援したくなるんですよね。

若旦那さんのファンに対する思い、そして作品作りに対する思いをお聞きでき、大変興味深かったですね。次週はタイガースの選手との印象に残ったエピソードなどをお届けします。お楽しみに。

第4回の更新は4月24日(月)。お楽しみに!

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