バッティングで大切にしていることは自身の間合い<後編>
目標には届かなかったが、打撃主要3部門すべてでキャリアハイを達成。その他の数字で注目したいのが四球の数だ。プロ1年目に29だった数字が53にアップしている。このことについて本人に聞いてみると、次のような答えが返ってきた。
「フォアボールを奪いにいこうという考えは全くありませんでした。むしろ自分の打てる球をしっかり自分のタイミングや間合いで打つという点を強く意識していました。昨シーズンはそれが外れたとき、しっかりと見逃せたのは大きいと思います。特に後半戦は多かったので、この点については今シーズンも継続してやっていければと思います」
ここでも、7月のファーム調整でやってきたことを再確認できたのが、選球眼の向上につながったことを証明している。プロ2年間で着実な成長を見せているからこそ、首脳陣も安心してクリーンナップを任せられるのだろう。昨季は出場した129試合のうち106試合で3番を託された。4番打者ともども、打線のカギとなる存在だが……。
バッティングで大切にしていることは自身の間合いショートver<後編>終了。
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