
6/17(火)、6/18(水)は阪神甲子園球場にファイターズを迎えての2連戦。
札幌ドームでの前回対戦は初戦にサヨナラ負けを喫し悔しさの残るカードとなった。
ホームでの大歓声を味方に、今カードを連勝で駆け抜けたい!
気になるファイターズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
ファイターズとの前回対戦は、敵地・札幌ドームでの2連戦。
第1戦は6回表、1死一三塁の好機から鳥谷の適時打で先制する。先発・能見は序盤から快調に飛ばし、8回1失点10奪三振の力投。試合には惜しくも敗れたが、投打の主役がそれぞれに存在感を示した。
第2戦は3回表に緒方の二塁打などで1死満塁のチャンスを迎えると、鳥谷の押し出し四球、続くゴメスの走者一掃となる適時二塁打で、この回一挙4点を先制する。援護を受けた先発・岩田は、ルーキー・梅野とのバッテリーで8回を1失点にまとめる好投。最後は呉昇桓が3人締めて、タイガースが快勝した。
交流戦通算成績では18勝23敗1分とやや負け越してはいるものの、昨季のファイターズには3勝1敗と勝ち越している。交流戦もそろそろ終わりが見えてきただけに、甲子園での試合はすべて勝つとの意気込みで北の猛者たちを迎え撃つ。

昨季は最下位に終わったファイターズだが、今季はここまで3位につけている。特に交流戦に入ってからは打線が活発で、リーグトップの本塁打をマークするなど再びAクラス入りを果たしそうな勢いだ。
タイガースの勝利のため、攻守でキーマンとなりそうなのが、チームの未来を担うルーキー捕手・梅野隆太郎だ。
今カード中の6月17日に23歳の誕生日を迎えるルーキーは、前回対戦時にもマスクをかぶり、勝利に貢献した。そんな梅野が持つ最大の魅力は、スケールの大きなバッティングだ。アマチュア時代に日米大学野球で4番を務めた実力は本物で、バットの芯で捉えた打球は軽々と外野手の頭上を越えていく。
さらに頼もしいのが本拠地・甲子園で打率.321の高打率をマークしている点。タイガースファンの声援を自らの力に変え、期待が高まる場所でこそ力を発揮しているのだ。
プロ入り後は初となるバースデーを甲子園で迎える梅野。より一層の声援を受けて、チームの勝利という最高のプレゼントをつかみ取る。
※文章中のデータは2014年6月9日終了時点
| 球場 | 打数 | 安打 | 打率 |
|---|---|---|---|
| 甲子園 | 28 | 9 | .321 |
| それ以外 | 43 | 7 | .163 |
※データは2014年6月9日終了時点


















