
10/15(水)~20(月)は2014 クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ!
ファーストステージを勝ち進んだタイガースは東京ドームで1位ジャイアンツと対戦!
球団史上初のファイナルステージを突破し甲子園に帰って来られるか!?日シリ行くでタイガース!
気になるジャイアンツ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
今季の優勝チームであるジャイアンツ相手に、シーズン通してほぼ互角の戦いを繰り広げたタイガース。今季の印象的な対戦を振り返ってみよう。

敵地・東京ドームで行われた7月13日の一戦。タイガースは2点を追う7回表、2死満塁の好機をつくると、代打の切り札・関本が値千金のグランドスラムを放ち逆転に成功。ベテランのひと振りで接戦を制し、見事にこのカードの勝ち越しを決めた。
今季のタイガースの象徴でもある助っ人勢の活躍も見逃せない。投手陣の柱であるメッセンジャーは、リーグトップの4勝を挙げるなど絶対的な自信を持つ。打者では4番・ゴメスが、3割を超える打率を残している。8月27日の試合では、延長戦に突入してから勝ち越し弾を放ったように、特に東京ドームで勝負強さを見せているのは好材料だ。
クライマックスシリーズのファイナルステージに、初めて挑むタイガース。厳しい戦いが続いているものの、ファンのために必ずや日本シリーズの舞台で甲子園に帰ってくることを選手たちは誓う。
伝統の一戦がセ・リーグ最終決戦――。クライマックスシリーズの名にふさわしい最高の舞台が整ったといっても過言ではない。リーグ3連覇のジャイアンツは鉄壁の投手陣、一発のある打線と強敵だが、ここまできたら相手が強大であるのは当然だ。
それでも今季はそんな荒波を何度も乗り越えてここまでやって来た。今季チームで挙げた75勝のうち、およそ半分が一度リードを許したのちに取り返した逆転勝利なのだ。36度にも及ぶ逆転勝利数はリーグでも最多。今季のジャイアンツ戦11勝のうち、半分以上にあたる6勝は逆転劇で勝ち取っている。

逆転のドラマはいつ起きるか分からない。前述した関本の満塁弾やゴメスの延長戦からの勝ち越し弾だけでなく、福留のサヨナラ本塁打、逆転からの2ケタ得点など、値千金の一打は数知れず。タイガースの諦めない姿勢が勝利の女神を振り向かせているようにも感じられた。たとえリードを許す苦しい展開であったとしても、タイガースには“逆転”という大きな可能性が最後まで残っているのだ。

選手会長の上本がお立ち台で発した「甲子園に帰って来る」はチームの総意。逆襲の虎が、宿敵・ジャイアンツと東京ドームで激突する。
※文章中のデータは2014年レギュラーシーズン終了時点
| チーム | 勝利 | 逆転勝利 | 逆転勝利/勝利 |
|---|---|---|---|
| 阪神 | 75 | 36 | 48% |
| 巨人 | 82 | 32 | 39% |
| DeNA | 67 | 31 | 46% |
| 広島 | 74 | 30 | 41% |
| 中日 | 67 | 27 | 40% |
| ヤクルト | 60 | 24 | 40% |
※データは2014年レギュラーシーズン終了時点


















