
10/25(土)~11/2(日)はSMBC日本シリーズ2014、日本一を懸け福岡ソフトバンクホークスと対戦。
ホークスとの対戦内訳は、今季交流戦で2勝2敗。通算でも20勝21敗3分と互角の戦いを続けている。
クライマックスシリーズ無敗の勢いで29年ぶりの日本一を掴み取れ!Go for the Top!熱くなれ!
気になるホークス戦のみどころを注目データとともにお届けします!
日本一の座を争う最後の対戦相手は、激戦を勝ち上がってきたホークス。今季の交流戦は2勝2敗で、交流戦通算対戦成績も20勝21敗3分とほぼ互角となっている。

今季のホークスは大型補強で投打に豊富な戦力を整えた。3割バッター5人を含む強力打線はどこからでも連打が飛び出し、チーム打率.280は12球団トップの数字。投手陣も12球団で2位に位置する防御率3.25を誇り、特に終盤は森、五十嵐、サファテらで勝利の方程式を構築している。
今季タイガースが勝利した試合を振り返ると、5月24日の試合では先発・能見が6回を投げ13奪三振の好投。相手打線を封じ込めることに成功した。また、6月8日の一戦では初回に打者14人の猛攻で一挙9点を奪い、最終的には14得点の大勝を収めた。パ・リーグを制覇した強敵とはいえ、こうした対戦結果を考えると白熱した好勝負が期待できそうだ。
両チームが日本シリーズで激突するのは2003年以来となる。あの年の唯一の忘れものである日本一の称号。29年ぶりの頂点へ向けて準備は整った。
2014年シーズンのフィナーレであり、プロ野球最大のイベントでもある日本シリーズがいよいよ幕を開ける。クライマックスシリーズを無敗で勝ち抜いた勢いで、虎戦士たちには大暴れしてもらいたい。
それにしてもクライマックスシリーズのタイガースは本当に強かった。カープには1得点も与えない鉄壁の守りを披露し、ジャイアンツには相手のお株を奪うかのような猛打を見せつけた。選手全員が自分たちの役割を確実にこなした結果ともいえるだろう。

特に勝負所では驚くべき集中力を発揮している。クライマックスシリーズにおけるチームの得点圏打率はなんと3割を超えているのだ。中軸の鳥谷、ゴメス、マートンを中心にチャンスを得点へとつなげていた。
勝負強さは投手陣も同様だ。得点圏にランナーを背負ってからはわずか3安打しか許しておらず、被打率では1割未満と飛び抜けた数値を記録。特に満塁からは4度の機会すべてで得点を許さなかった。

チャンスに強く、ピンチにも強い。他を寄せ付けない圧倒的な勝負強さが今のタイガースにはある。
球団初の日本一に沸いた1985年。当時ルーキーだった若虎は、第32代阪神タイガース監督・和田豊としてチームを指揮する存在となった。最高の選手たちを率いて再び日本一へのVロードを翔け上がる。

※文章中のデータは2014年クライマックスシリーズ終了時点
| 得点圏 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打率 |
|---|---|---|---|---|
| なし | 160 | 40 | 2 | .250 |
| あり | 51 | 16 | 3 | .314 |
| TOTAL | 211 | 56 | 5 | .265 |
| 得点圏 | 打数 | 被安打 | 被本塁打 | 被打率 |
|---|---|---|---|---|
| なし | 167 | 42 | 6 | .251 |
| あり | 37 | 3 | 0 | .081 |
| TOTAL | 204 | 45 | 6 | .221 |
※データは2014年クライマックスシリーズ終了時点


















