
6/26(金)~6/28(日)は、阪神甲子園球場に横浜DeNAベイスターズを迎えての3連戦。
ここまでの対戦成績は2勝6敗と負け越しているだけに、この3連戦は巻き返しに期待したい!
気になるベイスターズ戦の見どころを注目データとともにお届けします!
ベイスターズとの前回カードは、敵地・横浜スタジアムで行われた3連戦。いずれも試合終盤まで両軍一歩も引かない展開となった。
初戦は初回からタイガース打線が機能する。初回には上本のタイムリーツーベース、2回表には鳥谷の2ラン、3回には福留のソロと続き、3回までに5点をたたき出した。黒星こそ喫したものの、鳥谷と福留はそれぞれ猛打賞の活躍を見せた。
2戦目はタイガース・能見とベイスターズ・井納による白熱の投手戦。能見は9回2失点の好投を披露。延長戦に入り迎えた10回表、福留が満塁から値千金の2点タイムリーを放ち劇的勝利を飾った。
3戦目はタイガースが初回にマートン、ゴメスの連続タイムリーなどで先制。その後リードされて迎えた7回表、代打・伊藤隼が本塁打を放ち反撃のムードを高める。9回もベイスターズのリリーフ陣を相手に1点を返し、なおも一打同点の場面をつくるなど粘りを見せた。
ここまでのベイスターズ戦は2勝6敗と負けが先行しているが、本拠地で迎える3連戦で雪辱を果たしたいところだ。

昨季の交流戦明け最初の同カードはタイガースが3連勝している。上位争いを繰り広げるライバルを相手に昨季の再現と行きたいところ。そんなベイスターズを相手に抜群の成績を残しているのが、開幕から4番に座り続ける主砲・ゴメスだ。
昨季打点王に輝いた助っ人は、今季もリーグ4位タイの33打点をマークするなど走者を帰すという自らの役目を果たしている。その中でもベイスターズ戦の成績においては、打率.333、得点圏打率.364といずれも対セ・リーグチームの中で最も高い数字だ。
4番の打点はチームの勝利をも引き寄せる。昨季のベイスターズ戦ではこの男が打点を挙げると勝率.800と、圧倒的な勝率を誇った。いかにゴメスの前にランナーをためて、打点のお膳立てができるかが勝負の分かれ目となりそうだ。
例年にも増して、かつてない混戦となっている今季のセ・リーグ。この状況から一歩抜け出すためにも、頼れる4番の活躍が欠かせない。
※文章中のデータは2015年6月18日終了時点
| 年度 | 打数 | 安打 | 打点 | 打率 | 得点圏打率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014 | 92 | 24 | 15 | .261 | .269 |
| 2015 | 30 | 10 | 8 | .333 | .364 |
※データは2015年6月18日終了時点


















