
7/20(月・祝)~7/22(水)は、阪神甲子園球場にジャイアンツを迎えて3連戦。
気になるジャイアンツ戦のみどころを注目データとともにお届けします。
ジャイアンツとの前回対戦は東京ドームで行われた3連戦。白熱の首位攻防戦を繰り広げた。
初戦ではこの日、2番に入った俊介が初回から持ち味を発揮した。まずは相手先発・ポレダのスライダーをセンターに運んでヒットにする。続く福留の打席では、相手バッテリーの隙を突いて盗塁を決めると、送球が逸れた間に一気に三塁まで到達。その後、福留の犠飛で生還し、先制点を自慢の走力でもぎ取った。
2戦目は好調の福留が15号ソロを放つ活躍を見せたが、星は落としてしまう。
絶対勝利が求められる3戦目は緊迫した投手戦になった。勝負の分かれ目は1-1の同点で迎えた8回表、1死満塁の絶好期から代打・狩野、代打・新井の連続適時打などで3点を勝ち越し。その後のジャイアンツの追撃を振り切り、見事勝利した。
ここまでの対戦は5勝9敗とやや苦しんではいるものの、甲子園では勝率5割と互角の戦いを繰り広げている。悲願のリーグ優勝へと突き進む、勝負の後半戦がいよいよ幕を開ける。

空前の大混戦となっている今季のセ・リーグだけに、仕切り直しとなる今カードで勢いをつけたいところだ。しかも相手はリーグ3連覇中のジャイアンツ。絶対に負けられない戦いとなるだけに、ここは好調が続くマートンのバットで突破口を開きたい。
昨季は打率.338で自身初の首位打者を獲得したが、今季は交流戦を終了した時点で打率.243。虎の安打製造機はまさかの不振に苦しんでいた。しかし、6月20日のスワローズ戦で待望の今季初本塁打を放つと、ここからマートンのバットは本来の輝きを取り戻す。リーグ戦再開後は6月24日から4試合連続マルチ安打を記録するなど、交流戦後の打率はなんと.400を記録している。頼りになる男の完全復調はもはや疑いようもないだろう。
遅まきながら本来の状態を取り戻したマートン。
猛虎打線の中軸を担う助っ人のバットから勝利の快音が響けば、必ずや伝統の一戦を制することができるはずだ。
※文章中のデータは2015年7月12日終了時点
| 期間 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打率 |
|---|---|---|---|---|
| 開幕~交流戦 | 235 | 57 | 0 | .243 |
| 交流戦終了後 | 70 | 28 | 4 | .400 |
※データは2015年7月12日終了時点


















