8/21(金)～8/23(日)は、京セラドーム大阪に横浜DeNAベイスターズを迎えて3連戦。
気になるベイスターズ戦のみどころを注目データとともにお届けします。

敵地・横浜スタジアムで行われたベイスターズとの前回対戦。勝利への執念がカード勝ち越しを呼びこんだ。

初戦はベイスターズの先発・砂田の立ち上がりを攻め、4番・ゴメスが先制の適時打。劣勢で迎えた9回には代打・狩野の2ランなどで3点を奪い、必死の追い上げを見せた。

2戦目はルーキー・江越が走攻守に獅子奮迅の働きを見せる。初回の守備では相手の追加点を阻止する好返球を披露。2回には反撃の突破口をつくる二塁打を放つ。その後、鶴岡の内野安打で三塁へ進んだ後、鳥谷の内野ゴロの間に捕手のブロックをかいくぐる好走塁で決勝点をもぎ取った。

3戦目では先発の岩崎が7回途中まで無失点の好投。ゴメスが特大の2ランを放つなど打線の援護もあり、今季8度目の先発にしてうれしい今季初勝利を挙げた。

ベイスターズとの対戦成績は10勝9敗とついに勝ち越し。勝負の9月につなげるためにも、一戦必勝で挑む。

激しい首位争いの渦中にあるタイガース。連日の猛暑で消耗している投手陣を助けるためにも、打線の力が必要となるだろう。そこで注目したいのが、2014年度ドラフト3位ルーキー・江越大賀だ。

オープン戦で自慢の長打力を発揮し、開幕一軍を勝ち取った江越だが、前半戦はなかなか結果を残すことができなかった。そんな状況でもたゆまぬ努力を続けた若虎は、7月21日に再び一軍昇格を果たすと、翌日の試合から2試合連続本塁打を放つなど後半戦の原動力となっている。

ここまで打率こそ目立つ数字を残せていないが、ルーキー最多の勝利打点4は試合を決めてきた証しだ。もちろん、打力だけでなく守備走塁でも貢献度は高い。3拍子そろったルーキーの活躍は、タイガースの明るい未来そのものといっても過言ではないだろう。

プロ1年目から激動のシーズンを送っている江越。良い結果だけでなく悪い結果も含めて、今はすべての経験が自身を成長させる糧となっている。日々成長を続ける背番号25の雄姿に注目だ。

※文章中のデータは2015年8月11日終了時点

8/21	8/22	8/23
京セラD 神－ディ 18:00開始	京セラD 神－ディ 14:00開始	京セラD 神－ディ 14:00開始