試合情報

先乗り情報局

TOP > 試合情報 > 先乗り情報局

読売ジャイアンツ

4.7(FRI)8(SAT)9(SUN)

阪神甲子園球場

「今季初の伝統の一戦でGキラーローテを投入!絶好調の糸井の爆発なるか」

舞台は整った。高校球児に明け渡していた甲子園に、猛虎戦士が帰ってくる。今季初となる聖地でのバトルは、伝統の一戦となる巨人が相手。金本監督が「怖いチームということに変わりはない」と大型補強したライバル球団を警戒するように、熱い戦いが繰り広げられそうだ。

悪夢を払拭したい。昨年は巨人に9勝15敗1分と大きく負け越した。特に甲子園では開幕から1分を挟んで9連敗を喫するなど、なかなか勝利を手にすることができなかった。

「広島と2チームへの借金がチームの借金みたいなもの。それを五分の星にしていけたらいい」と指揮官。昨季は借金12でシーズンを終えたが、広島、巨人に喫した負け越しが計17。今後のペナントを占う上で、重要な3連戦になることは間違いない。

悲願のG倒に向け、先発ローテも組み直した。開幕投手だったメッセンジャーが中5日で6日のヤクルト戦(京セラD)に回ったこともあり、7日の巨人第1戦には岩貞が先発。翌8日の第2戦は2年目右腕の青柳が任される。そして第3戦は伝統の一戦通算20勝の能見が控えることになりそうだ。

注目は今季初登板となる青柳だ。昨季の巨人戦は1勝3敗と負け越したものの、防御率は2.10と相手打者をことごとくねじ伏せた。特に長野を9打数ノーヒット、坂本を6打数1安打と右の主力打者に無類の強さを誇る。「投げる試合は全部勝ちたい。(自身の)開幕初戦で勝ちがつけばいい」と闘志を燃やしている。

巨人も開幕カード3連勝の立役者となったマイコラス、田口、大竹が先発する。マイコラスには過去2年間で0勝3敗と土をつけたことがなく、田口には昨年、0勝5敗、防御率1.67と苦しめられた。片岡打撃コーチは「とにかくクリーンアップに回す意識でみんなでつないで、粘り強くいかないと」と攻略を誓っている。

攻撃陣のカギを握るのは、糸井になりそうだ。開幕から3番に座り、早くも3試合連続アーチをマーク。早くもチームに欠かせない存在となっている。開幕前には「初めてのセ・リーグで緊張するでしょうね」と明かしていたが、FA加入のプレッシャーを感じさせない働きを見せている。金本監督も「ああいう(接戦の)場面で一発が打てるというのは打者としては最高の価値」と絶大な信頼を寄せている。

糸井は過去2年の交流戦で巨人に対し、20打数1安打と抑え込まれている。だがデータや傾向を的確に分析するクレバーな打者だけに、同一リーグで対戦を重ねていけば、克服するはずだ。

「伝統の一戦で特に阪神ファンは盛り上がるし、巨人に勝てばいいという感じもある。ただ、僕らは全部勝ちたいという思いがあるし、諦めない姿勢を貫いていきたい」と金本監督も静かに闘志を燃やしている。開幕ダッシュに成功した由伸巨人を止めるのは、猛虎しかいない。

スケジュール
4/7 4/8 4/9
甲子園
神-巨
18:00開始
甲子園
神-巨
14:00開始
甲子園
神-巨
14:00開始
メディア情報 放映予定
イベント情報 甲子園からあげ祭からあげの名店が集結!