横浜DeNAベイスターズ
8.29(TUE)30(WED)
阪神甲子園球場
阪神は夏の長期ロード最後の遠征となった東京ドームでの巨人戦で、27日の最終戦に敗れて連勝が6でストップした。しかし、そのロード中では球団史上最多となる18勝(5敗)をマーク。8月16日に点灯させた優勝へのマジックを「21」まで減らして、18年ぶりの悲願成就へと順調な歩みを進めている。
同時に8月の18勝は、今シーズンの5月に記録した球団タイ月間19勝にあと「1」まで迫る快進撃。それだけに、小休止となった敗戦にも岡田監督は余裕の表情だ。ヤマ場と見ていたロードを振り返り、「どうでしたか言われたら、良かったやろ。当然。そら、数字的には出来すぎやろ」とニンマリ。さらに、「打順の役割、イニングの役割というかな。ゲームの状況とか見て、どうしないといけないかとか、徐々に分かってきたっていうたらおかしいけど、それができてるいうことやろうな。だから、こっちから、これはこうせい、こうせいじゃなしに、選手が皆、分かってきたということやな。まだまだ、強くなると思うよ」と投打にナインを称賛し、強い手応えを明かした。
歓喜のゴールテープへ向かってラストスパートをかける9月を前に、まずは1か月ぶりの甲子園に戻って、DeNAを迎え撃つ。打のキーマンは、調子を上げてきた佐藤輝が担いそうだ。
8月はここまで打率3割5厘で、今シーズンの月別で最高の数字を残している。現在、今季最長の8試合連続安打中と右肩上がりをキープ。自らも好調を認めつつ、「そろそろ打たないとな、っていう感じなんで。変わらず、チームで戦っていきたい。本当に変わらずに1戦1戦やっていくことが大事だと思います」と気を引き締めた。
DeNAの先発は今永、バウアーの予定。日米を代表する両輪でともに難敵だが、侍左腕には今季、1本塁打を含む打率3割3分3厘と好成績だ。サイ・ヤング賞右腕にも同2割8分6厘と相性は悪くなく、「変わらず、積極的に仕掛けるのが大事じゃないですかね」と真っ向勝負で臨む意欲を示した。2連勝すれば、球団記録を更新する月間20勝に到達。最高の勢いをつけて、9月へ突入する。
報知新聞社/宮崎 尚行
8/29 | 8/30 |
甲子園
神-デ
18:00開始 |
甲子園
神-デ
18:00開始 |