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今季初となる2ケタ得点で大勝!
阪神が今季初の2ケタ得点で大勝を飾った。
初回ブラゼルの2点タイムリーで先制した阪神は、3回には金本、小宮山、メッセンジャー、そして鳥谷にもタイムリーヒットが飛び出し、打者一巡の猛攻で一挙4点。6回には新井の2点タイムリーで広島を突き放し、8回にはダメ押しとなる鳥谷の2ランで今季最多の15安打10得点を挙げた。
とくに開幕以来、なかなか調子が出なかった鳥谷に待望の初タイムリーとホームランが出たことはチームにとって大きな意味がある。
また、前回ヤクルト戦KOの雪辱を晴らすべく先発のマウンドに上がったメッセンジャーは、女房役・藤井のアクシデントや雨の中での登板となるも、打線の援護と粘りのピッチングを見せて7回2失点で今季初勝利。和田監督も「失点した後も踏ん張ってくれて、今日の1勝は大きい」と好投したメッセンジャーを称えた。
打線が繋がり、今季9試合目にしてスカッと気持ちのいい試合内容だったが、心配なのは、2回に顔面デッドボールをうけた藤井。メッセンジャーは「チーム全員で藤井さんのために頑張っていく」とヒーローインタビューで気遣い、チーム一丸でカバーして行く気概を示している。