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今季2度目となる同一カード2連敗
交流戦2度目の同一カード2連敗を喫してしまった。5月28、29日の西武戦以外は、初戦を落としても必ず2戦目を取っていたのだが…。
先発・岩田は3回までナイスピッチングだった。「ツーシームとスライダーで、ストライクゾーンを広く使えていた」と中西投手コーチが評価した通り、3イニングとも3人でピシャリ。しかし4回、一死から平野恵に二塁打を打たれると、急に制球を乱す。続く糸井にはストレートの四球、ペーニャにも粘られて四球を与え、満塁のピンチを招くと、坂口の併殺崩れとT-岡田の内野安打で2点を献上した。
「一人(走者が)出たくらいでピンチみたいに。フォアボール、フォアボールで自滅や」と中西コーチ。5回にも2本のヒットと2つの四球、さらにはバッテリーエラーまで犯して2点を追加された。
「フォアボール…それが一番ダメです。甘い所に行くのを嫌がって、狙いすぎた。大胆になれませんでした」
5回途中KOの岩田は反省するしかなかった。2番手・筒井、3番手・金田は複数イニングを投げて無失点と踏ん張ったが、打線の援護が緒方のホームランによる1点だけではどうしようもない。
オリックスには2010年以降、1勝3敗、1勝3敗、2勝2敗、1勝3敗、1勝3敗となかなか勝てない。和田監督は「今から反省しても、(今季は)もう当たらない」とし、「それよりも明日、どう取るか。連敗を止めるとかマイナスの発想じゃなく、日々新たな気持ちで、もう1回、初戦を取るという気持ちでやっていきたい」と前を向いた。