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岩田が期待通りの快投!6連勝!
今季2度目の6連勝で、9連戦の初戦を取った。投げては7回1失点の岩田から福原、呉昇桓の必勝リレー。打っては7月に入って3試合目となる2ケタ14安打をマークした。残塁が多く、3得点に終わったのは「反省点」と和田監督も言ったが、内容よりも、きょうは勝ったことが大きい。
勝利の立役者は岩田-梅野のバッテリーだ。岩田は4回まで毎回、走者を背負う苦しいピッチング。「めちゃくちゃしんどかった。（蒸し暑い）気候にやられました」と振り返った通り、ベンチに戻ると“氷のう”を頭や首に当てていたが、「5回に入る前くらいに急にスッキリして、行けると思った」そうで、5回からの3イニングは、打者9人でピシャリと抑えた。
「このところ非常に安定している。初回のピンチをしのいだ後は、ゴロを打たせる本来の投球だった。球自体はいいので、自信を持ってマウンドに立っている」と和田監督。9連戦の初戦を託したのは大正解だった。
そんな岩田を粘り強くリードし、バットでも援護したのは、女房役の梅野だ。1点差の4回、先頭で打席に入ると、1ボールからの2球目を左中間スタンドにたたき込んだ。第5号ソロは、梅野にとって甲子園初ホームランだった。
「ホーム球場でいつ打てるかと思っていた。チームのいい流れの中で、1本出たのはよかった。相手にも痛い1点だったと思うし、甲子園で打てて、自分の中でも価値ある1点でした」
和田監督は試合後、「なかなかバットに当たらないんですが（苦笑）、当たるとああいう打球を飛ばせる。魅力のある選手」とコメントした。確率を上げて、監督の評価をもっと、もっと上げていきたい。
