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ヤクルトの一発攻勢に沈む

阪神投手陣が、一発攻勢に沈んだ。

立ち上がりが課題の阪神先発・岩田は1回裏 ヤクルト山田に内角へスーっと入って来る初球ストレートを狙われたレフトへの24号先頭打者本塁打でいきなり失点する。

3回には一死から四球で歩かせた山田に盗塁された後、暴投で一気に2塁から生還を許して、ノーヒットで追加点を奪われる。球自体は悪くないが、山田一人に翻弄されるカタチで序盤2点を失った。

東京ヤクルト先発・徳山の落差の大きなフォークボールなどに苦しみ序盤は抑えられていた阪神だが、4回表二死から6番 福留が変化球を右中間スタンドへ運ぶ7号ソロ本塁打を放ち、反撃を開始する。

岩田がバレンティンの二塁打から招いた4回裏一死3塁を凌いだ直後の5回には、二死から大和・鳥谷の連続適時長短打で鮮やかに逆転した 。

「打ったのはストレート。うしろにつないでいこうという気持ちが、いい結果につながったと思う」と話す同点二塁打の大和外野手。勝ち越し打の鳥谷 敬内野手は、「打ったのはフォーク。チャンスで二度凡退してしまっていたので、なんとか2塁ランナーをかえすバッティングがしたいという気持ちだった」と振り返っている。

6回裏 ヤクルトは無死1塁にヒットの川端を置いて3番 飯原が岩田の内角低め直球をレフトスタンドへ突き刺す 4号2ラン! 再びリードを奪う。6年ぶり2ケタ勝利まであと一歩だった岩田 稔投手は6回(93球)を投げて4安打4三振2四球 4失点で降板した。

8回表 阪神は、鳥谷のレフト線二塁打で無死2塁と絶好機を作るが、ヤクルト3番手ルーキー秋吉が抜群の制球でゴメス・マートン・福留を退けた。その裏 阪神4人目の歳内がヤクルト4番 バレンティンにフォークを右中間スタンドへ打ち返す31号ソロ本塁打を浴びて、突き放されてしまう。

最後の望みをかけた9回表は、ヤクルト守護神バーネットの前に西岡・新井貴・関本と代打の切り札が力で抑え込まれて、5対3で阪神が敗れた。

「(飯原の逆転2ランは内角球を続けた)配球を読まれてたんじゃないかな?」。痛恨の逆転負けで3連勝を逃した阪神・和田 豊監督が深い溜息をつく。それでも、「(鳥谷・大和らが打ち始めて)打線は多少動きが出つつある。点を取れる体制が出来つつあるので、とにかく一戦一戦戦うだけ!」と話して、最後まで前向きな姿勢を崩さなかった。