- トーマス・オマリー氏のコーチ就任について
- 2013年10月30日 更新
30日(水)、トーマス・オマリー氏が来季の1軍打撃コーチ補佐として就任することが決まりましたのでお知らせします。
また、同日、球団事務所にて就任会見を行いました。
高野球団本部長、トーマス・オマリー1軍打撃コーチ補佐コメント(会見より)
高野：この度、1軍打撃コーチ補佐に就任していただきますトーマス・オマリー氏です。宜しくお願いいたします。
特に外国人のサポートということですが、補佐と付けましたのは、外国人に関わらず和田監督の要望に応じて日本人選手もコーチしていただくということでこのようなネーミングとなっております。
Q：打撃コーチで再びタイガースに戻って来られましたが、今の心境は？
オマリー：大変興奮しています。こういう形で、タイガースで仕事が出来る機会を与えていただいて本当に感謝しています。
タイガースのユニフォームを着てグラウンドに出て、出来る限りチームに貢献できるよう、色んな選手の助けになるよう頑張って行きたいです。
2003年にいた時は、『優勝』ということを達成できたので、今回も優勝に貢献出来るように頑張りたいと思います。
和田監督とは、打撃論では自分と同じ考えを持っているのでそういう部分に於いても、技術的な部分もそうですが、精神的な面でも、
選手の助けになるよう教えて行きたいと思います。
Q：コーチ就任を決断した大きな理由は？
オマリー：日本で初めてプレーしたのがタイガースですし、タイガースを離れてからも常にタイガースのことは気に掛けていました。
そういう中で和田監督から声を掛けていただき、バッティングの部分で苦しんでいることも聞いていましたので、
そういう部分でもなんとかチームの助けになりたいという思いでチームに来ました。
和田監督とは、選手時代ロッカーが隣同士でしたし、コーチとしても一緒にやりました。
そういう部分でも、今後うまくタイガースに溶け込んでいけるんじゃないかと思います。
Q、今シーズン、チームをどのように見ておられましたか？
オマリー：ピッチング、守りの部分では非常によかったと思います。
バッティングに関しては、特に得点圏でいい結果が出ていなかったので、今後は精神面を含めてチームに貢献したいと思います。
Q：秋季キャンプで取り組みたい強化ポイントは？
オマリー：早いうちに若い選手と解り合う、それ以降については、色んなトレーニングを積みながら、繰り返し繰り返し練習づけていくことが大事だと思うので、そういう癖をつけられるように、そして来年いい結果が出せる第一歩になればいいと思っています。
Q：2014年のチームの理想像は？
オマリー：ベテラン勢、若手をミックスしてチームが出来ればいいなと思います。
Q：タイガースファンへメッセージをお願いします。
オマリー：阪神タイガースファンは一番や！
トーマス・オマリー1軍打撃コーチ補佐プロフィール
| 生年月日 | 1960.12.25 |
|---|---|
| 出身地 | 米国 ニュージャージー州 |
| 投打 | 右投左打 |
| 身長／体重 | 185cm／88㎏ |
| 球歴 | モンターズビル高～ジャイアンツ～ホワイトソックス～オリオールズ～レンジャーズ～エクスポズ～メッツ～阪神(1991～1994年)～ヤクルト(1995～1996年)～(米国独立リーグ）ニューワークベアーズ監督～阪神(特命コーチ2002～2003年・駐米スカウト/コーチ補佐2014年) |
| 初出場・初スタメン | 1991.4.6対大洋1回戦（横浜） |
| 初安打・初本塁打・初打点 | 1991.4.6対大洋1回戦（横浜） |
| 初盗塁 | 1992.6.27対中日12回戦(甲子園) |
| 首位打者 | 1993年 |
| 最高出塁率 | 1992～1995年 |
| 月間最優秀選手賞 | 1994年5月、1995年4月、1995年8月 |
| 最優秀選手賞 | 1995年 |
| ゴールデングラブ賞 (三塁手) | 1992年 |
| ベストナイン (一塁手) | 1995年 |
| 日本シリーズ出場 | 1995年 |
| 日本シリーズMVP | 1995年 |
| オールスターゲーム出場 | 1993年、1994年、1996年 |
| オールスターゲームMVP | 1993年 第2戦 |
