- 能見篤史選手が契約更改
- 2014年11月13日 更新
13日(木)、能見篤史選手が球団事務所での契約更改終了後に会見を行いました。
能見篤史選手のコメント(会見より)
―サインはされましたか?
はい。
―契約年数は?
3年です。
―金額は、今シーズンよりもアップ?ダウン?現状維持?
少し下がります。
―その分他のところでということですか?
そんなことはないですが、この歳で3年も契約をしていただけるというところにすごく意味があるので。
―球団からはどのような話がありましたか?
今年、成績もあまり良くない中で、それでも「必要な選手」と言っていただけたので、そこがすごく嬉しかったですね。
―若手投手の指導役としての期待されているのでは?
どうですかね。でもこの歳になると、いろいろ気を配るというか見れるものがあると思うので、若い子にもいい方向に行けるよう気付いたことがあれば伝えられたらいいと思います。
球団は、そういうところを多分期待していると思うので、それは出来ればいいなと思います。
―球団に対しての要望などは伝えましたか?
そんなに特にないです。
―FA権を行使しての残留となった理由、球団へ対しての思いは?
年齢的に権利を持っていても、正直どうすることも出来ないというのもありますし、球団側がしっかり必要な選手として見てくれているというところで、FA権は要らないなという感じです。
―一昨日はアメリカ代表に対して素晴らしいピッチングでしたが、将来的にメジャー挑戦の可能性は?
考えたこともほとんどないので、わからないですね。
―生涯タイガースを期待しているファンも多いですが、現時点ではそのような気持ちですか?
そうですね、もちろんそのつもりで。
―今シーズンは9勝13敗という成績でしたが、どのような1年でしたか?
一言で言うなら苦しいシーズンだったと思います。
いずれどこかで一度成績は落ちるものだと思っていたので、その時期が今ちょうど来たかなという感じです。
これを来年以降続けないことがすごく大事で、年齢を重ねていく毎に少し体が動かないとかそういうものも多少ありますが、どう克服していくかというのも、ある程度目ぼしは付いています。
―CSを勝ち上がり、日本シリーズにも出場したという意味では、チームにとって非常に大きな1年だったと思いますが?
勝ち抜いて日本シリーズを経験できたというのは、すごく財産としてもそうですし、今後にも活きていくと思いますが、ペナントレースで7ゲーム差をつけられ、自分でもこういう成績でそういう位置になってしまったというのが多少はあるので。
しっかりペナントレースで優勝してこそ意味があると思うので、来年もひとつの目標としてそこに向かってやって行くことになると思います。
―3年契約ということで、3年間での目標や数字はありますか?
数字は後からついてくるものだと思っています。
まずは球団側から必要な選手と言われたからには、それに応えないといけないので、3年だからといって甘えることなく、気を抜いたところで若い子にすぐ先を越されますので、自分の中では1年1年勝負でしっかりやりたいと思います。
―今シーズンも開幕投手を務めましたが、さらに3年連続開幕投手という思いはありますか?
あまりそこにこだわりはもうないですね。
―来シーズンの目標と抱負を。
優勝するのが第一なので、そこに向かってどうしていくかというのは非常に重要になりますが、僕自身、今年の成績を踏まえて同じようなことは繰り返さないように、しっかりシーズンで活躍できるようにしたいと思います。