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「岩田稔基金」の研究助成先の決定について
2020年05月18日 更新

岩田稔選手とNPO法人日本IDDMネットワークが設立した「岩田稔基金」の研究助成先が決定し、400万円の研究助成を行うこととなりました。
「岩田稔基金」は、2017年12月にNPO法人日本IDDMネットワークが行う1型糖尿病を2025年までに根治することを目指した研究への助成基金として設立された基金で、この基金には、岩田選手自身が行う1勝につき10万円の基金への寄付や、2017年の「ゴールデンスピリット賞」受賞の際に報知新聞社から寄贈された200万円、岩田選手の活動に賛同いただいた一般の方からの寄付等により、基金総額が延べ400万円に増額されており、この度、NPO法人日本IDDMネットワークを通じ、研究助成先が決定いたしました。
岩田選手のコメント、ならびに助成が決定した研究の情報は以下の通りです。

岩田選手のコメント

1型糖尿病の患者として、この病気が1日でも早く根治してほしいという思いが強いので、今回こうして自分の冠のついた基金が形となり、研究助成を行うことができたことを大変嬉しく思います。まだまだ自分にできることはあると思いますし、これからの活動が大事だと思っているので、目の前の1試合1試合を大切に、1勝でも多く勝ち星を積み重ねて、チームのためにも、この病気の根治のためにも、頑張っていきたいと思います。

助成が決定した研究

エクソソームによる膵β細胞保護・増殖効果の研究 [根治]
研究代表者:神戸大学医学部付属病院糖尿病・内分泌内科 淺原俊⼀郎助教

岩田選手のこれまでの社会貢献活動について

岩田選手は、2009年から1勝につき10万円を「1型糖尿病研究基金」に寄付する活動を継続し、その他にも毎年、1型糖尿病の患者・家族支援団体「日本IDDMネットワーク」を通じて、患者さんや家族の皆さんを阪神甲子園球場へ招待したり、シーズンオフに交流会を行うなど、様々な活動を実施しています。
2013年度にはその継続的な活動が評価され、球団制定の「若林忠志賞」を受賞し、2017年には、報知新聞社制定のプロ野球人の社会貢献活動を表彰する「ゴールデンスピリット賞」を受賞。同年12月に、NPO法人日本IDDMネットワークが行う1型糖尿病を2025年までに根治することを目指した研究への助成基金として「岩田稔基金」を設立するなど、継続的に社会貢献活動を続けています。