
7/29(金)・30(土)・31(日)は阪神甲子園球場で横浜戦が行われます。ここまで6勝5敗とほぼ互角の戦いとなっていますが、甲子園での対戦成績は4勝1敗と相性は抜群!気になる横浜戦のみどころを注目データとともにお届けします!
7月15日~17日に行われた横浜3連戦は、猛虎打線の本領が発揮される展開となった。第1戦こそ0-4で完封負けを喫する不覚を取ったものの、鄭凱文が2年ぶりの先発を務めた第2戦では、打線が16安打10得点の猛攻を見せて快勝。7回途中2失点の好投を見せた鄭凱文は、来日1年目以来となる白星をマークした。
1勝1敗として迎えた第3戦は、互いに譲らぬ壮絶な打撃戦となる。2回表の金本、藤井彰の連続本塁打などで一時は6点のリードを奪うも、5回、6回に横浜打線の反撃を受けて6-7と逆転を許してしまう。しかし、終盤の7回、8回に新井貴の2打席連続本塁打などで6点を奪って再逆転に成功。最後は守護神・藤川が締め、鮮やかな逆転勝利を飾った。
これで今季の横浜戦は6勝5敗と一歩リード。ここ6試合では5勝1敗と大きく勝ち越しており、阪神の勢いは明らかだ。本拠地・甲子園の大声援を受け、同一カード3連勝を目指す。

ここまで11試合で60得点と、横浜投手陣を前にした猛虎打線のバットが好調だ。特にここ6試合では4度の2ケタ得点を記録し、得点力不足に悩んだ春先の姿がまるでうそのような爆発力を見せている。ここまでリーグトップのチーム得点数を誇る横浜打線に全く力負けせず、打撃戦となった7月17日には今季最多の18安打12得点の猛攻を見せて強引に力でねじ伏せた。
横浜戦チーム打率.318を誇る猛虎打線のなかで、ひときわ輝きを放つのが横浜戦打率.450をマークするベテラン・関本だ。特に試合中盤、終盤の打棒が光り、4回以降の打席で打率.571を記録。ベテランらしく、ここぞという場面で頼れる勝負強いバッティングを見せているのだ。17日のゲームでは7回に再逆転となる決勝本塁打を放ち、チームの劇的な勝利に大きく貢献している。
4月の出場は代打のみと若手に出場機会を譲ってきた仕事師も、7月は14試合に先発出場と再び主力としての地位を取り戻しつつある。“必死のパッチ”でチームに貢献し続けるベテランが、得意とする横浜戦でスポットライトを浴びる存在となる。
※文章中のデータは2011年7月20日終了現在
| イニング | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打率 | 出塁率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1~3回 | 6 | 1 | 0 | .167 | .375 |
| 4~6回 | 7 | 4 | 0 | .571 | .625 |
| 7回以降 | 7 | 4 | 1 | .571 | .571 |
※データは7月20日終了時点


















