
8/16(火)・17(水)・18(木)は京セラドーム大阪で広島戦が行われます。ここまで5勝5敗と一進一退の状態が続いているが、このカードで連勝して差をつけておきたいところ!気になる広島戦のみどころを注目データとともにお届けします!
マツダスタジアムで行われた前カードは台風の影響で1試合が中止となり、1勝1敗のイーブンで幕引きとなった。
第1戦は序盤から阪神が主導権を握る。初回にブラゼルが2点適時打を放ち、3回表には再びブラゼルが適時打を放つなどして3点を追加。投げてはスタンリッジが赤ヘル打線を8安打無失点に抑え、今季2度目の完封で快勝した。
中止を挟んで行われた第2戦は、6回表にブラゼルが試合の均衡を破る適時打を放って先制点。援護を受けた先発・岩田は、走者を出しながらも粘り強い投球を展開する。しかし7回に同点打を許すと、続く8回には痛恨の2点適時打を浴びて勝ち越し点を献上。悔しい逆転負けで連勝を逃した。
首位・東京ヤクルトの姿を視界にとらえつつあるだけに、このタイミングで足踏みは禁物。しぶとく食らいつく広島東洋を突き放し、猛虎はさらに勢いを増していく。

今カードのキーマンとなるのは、6月以降の広島東洋戦で.571という驚異的な打率を残しているブラゼル。春先の4月、5月は25打数1安打とほぼ完ぺきに封じられてしまったものの、気温の上昇と合わせて一気に数字を上げてきた。
6月以降はストレートに対して打率.800、変化球に対しても打率.444とまさに手のつけられない打棒を発揮。2本の適時打を放って勝利の立役者となった7月18日の試合では、第1打席で福井のフォークを左中間二塁打、第2打席ではストレートをとらえて左前安打。2つの球種を的確に仕留め、走者を本塁に迎え入れている。もはや小手先の投球術では、目を覚ました大砲を止めることは不可能だ。
京セラドームに響きわたる虎党の声援を背に、ブラゼルのバットが白球を打ち砕く。
※文章中のデータは2011年8月8日終了現在
| 期間 | ストレート | 変化球 | 通算打率 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 打数 | 安打 | 打率 | 打数 | 安打 | 打率 | ||
| 5月まで | 9 | 0 | .000 | 16 | 1 | .063 | .040 |
| 6月以降 | 5 | 4 | .800 | 9 | 4 | .444 | .571 |
※データは8月8日終了時点


















