
9/2(金)・3(土)・4(日)は阪神甲子園球場で横浜戦が行われます。横浜との対戦成績は8勝6敗と勝ち越してはいるものの、ほぼ互角の戦い。ここはきっちり勝ち越して貯金を作りたいところ!気になる横浜戦のみどころを注目データとともにお届けします!
横浜スタジアムで行われた前カードは雨の影響で3連戦の初戦が中止となり、1勝1分で貯金を1つ積み上げた。
第1戦は初回に鳥谷の適時二塁打など3連打で2点を先制。その後は5回表にマートン、8回にブラゼルが本塁打を放つなど、効果的に加点した。一方の投手陣は6投手の小刻みなリレーで追いすがる横浜をかわし、最後は守護神・藤川が締めて逃げ切った。
連勝で終えたい第2戦も、前日に続いて鳥谷の適時打で阪神が先制。先発・メッセンジャーも6回まで無失点投球を続けるが、7回裏に痛恨の押し出し四球で同点とされてしまう。打線も初回以降はなかなかチャンスをつかめず、試合は11回まで戦った末にタイムアップ。両軍の救援陣が踏ん張り、合わせて10投手が登板するベンチワークがものをいう一戦となった。
今季甲子園で行われた横浜戦はここまで4勝2敗1分と阪神が優勢。ホームアドバンテージを生かし、取りこぼすことなく白星を積み上げたい。

ここまでの対戦成績は8勝6敗2分と、ダブルスコア(16勝8敗)でねじ伏せた昨季ほど圧倒できていないのが現状だ。
阪神が優位に試合を展開し、勝利へ向かうために何が必要だろうか。それは、ここまで対戦打率.290の好成績を残している打線の活躍にほかならない。特に全77得点のうち、36得点を挙げている1~3回の序盤の攻撃がカギを握るだろう。
活躍が期待されるのが、ガッツあふれるプレーでチームを盛り上げる平野だ。首位打者争いに絡む活躍を見せている小柄な功打者は、横浜に対しても対戦打率.407と抜群の相性を誇る。
試合序盤での活躍が目立つのが、今季の平野の特長だ。3回までに打率.380、出塁率.421を記録し、横浜戦では打率、出塁率ともに驚異の6割超と相手先発投手に大きなプレッシャーを与える存在となっている。前カードの2試合でも第一打席目でそれぞれ二塁打と犠打を記録し、先制点につながる活躍を見せている。
試合開始直後からいきなりボルテージ全開のガッツマンが、猛虎軍団の勝利の道先案内人となる。
※文章中のデータは2011年8月25日終了現在
| イニング | 打数 | 安打 | 打率 | 出塁率 |
|---|---|---|---|---|
| 1~3回 | 142 | 54 | .380 | .421 |
| 4~6回 | 116 | 32 | .276 | .300 |
| 7回以降 | 98 | 21 | .214 | .287 |
※データは8月25日終了時点


















