
9/23(金)・24(土)・25(日)は阪神甲子園球場で巨人戦が行われます。ここまで9勝8敗1分と五分の戦いを繰り広げている宿敵・巨人との今年最後の甲子園での3連戦。ここは何としてでも勝ち越して欲しいところです!気になる巨人戦のみどころを注目データとともにお届けします!
前回の対戦は敵地・東京ドームでの3連戦。第1戦は、巨人戦今季6度目の登板となった岩田が先発マウンドへ。2回表に1点の援護をもらった岩田は、5回まで巨人打線を2安打無失点に封じ、阪神リードのまま後半戦に突入。しかし6回に反撃を受けて逆転を許すと、救援陣も失点を重ねて悔しい逆転負けを喫してしまう。
取り返したい第2戦、エース・能見のピッチングがさえわたる。立ち上がりから巨人打線に連打を許さず、8回までラミレスのソロ本塁打による1失点に抑える力投を披露。援護したい打線は4回表に平野が先制ソロ本塁打、8回には金本が勝ち越しソロ本塁打と巨人先発・内海から効果的に2本塁打。最後は守護神・藤川が打者3人で締め、左腕エース対決による接戦を制した。
第3戦は3回までに3点のリードを許す苦しい展開も、猛虎打線が粘り強さを発揮する。4回表に新井貴がソロ本塁打を放って反撃の口火を切ると、5回に鳥谷が適時内野安打、終盤の8回には金本が起死回生の同点適時打。投げても先発・スタンリッジからバトンを受けた救援4投手が巨人打線を1安打に抑える好投を見せ、延長10回、規定による引き分けに持ち込んだ。
ここまでの対戦成績は9勝8敗1分と阪神が一歩リード。本拠地・甲子園で一気に差を広げ、優勝戦線からライバル球団を追い落としたい。

対巨人、甲子園で行われる最後の対戦カード。名門球団によるプライドをかけた伝統の一戦は、戦力を惜しまない総力戦となることが予想される。
互角の戦いを繰り広げるライバルに差をつけるためには、大車輪のピッチングを続けるスーパールーキー・榎田の活躍抜きには考えられない。ここまで巨人戦で7試合に登板し、失点、自責点ともにゼロ。救援陣随一の安定感を発揮し、巨人キラーと呼ぶべき活躍を見せているのだ。
何より頼もしいのは、リードした局面で登板すると最も安定した成績を残していることだ。被打率、被出塁率とも1割台に抑え、逆転に至るきっかけさえ与えていない。守護神・藤川につなぐ必勝リレーの一角として、これ以上ない存在といえるだろう。
歴史と伝統が深く刻まれた甲子園のマウンド。大観衆の声援を力に変え、ルーキー左腕が躍動する。
※文章中のデータは2011年9月15日終了現在
| 得点状況 | 打数 | 被安打 | 被打率 | 被出塁率 |
|---|---|---|---|---|
| リード | 11 | 2 | .182 | .182 |
| 同点 | 13 | 3 | .231 | .333 |
| ビハインド | 4 | 1 | .250 | .250 |
※データは9月15日終了現在


















