
10/4(火)、5(水)、6(木)は京セラドーム大阪で東京ヤクルト戦が行われます。10勝6敗と勝ち越しているとはいえ、前カードは3連敗を喫してしまった相手だけに、このカードは3連勝してお返しをしたいところ!気になる東京ヤクルト戦のみどころを注目データとともにお届けします!
8月までに10勝3敗と、首位を走る東京ヤクルトを圧倒していた阪神。首位との差を一気に縮める大きなチャンスだったが、敵地・神宮で思わぬ反撃を受けてしまう。
第1戦は初回に4番・新井貴が先制2ラン。幸先良く先手を取るが、1点差とされて迎えた4回裏にバレンティンに逆転2ランを浴び、一転して追う立場に。打線は2回以降3安打とチャンスをつくれず、2-4のスコアで初戦を落としてしまう。
今季4勝無敗のツバメキラー・久保を先発に立てて臨んだ第2戦、頼みの右腕が序盤で5失点の大誤算。打線もマートンのソロ本塁打などで2点を返すにとどまり、痛い連敗を喫してしまう。
負けられない第3戦、1点ビハインドで迎えた8回表に鳥谷が執念の同点適時打。終盤にきて試合を振り出しに戻す粘りを見せるが、直後に榎田が痛恨の一発を浴びて勝ち越しを許してしまう。再び盛り返すことはかなわず、まさかの3連敗で神宮を後にした。
ペナントレースも佳境を迎え、首位・東京ヤクルトとの対戦はもう落とせない。不屈の猛虎軍団が、背水の陣を敷いて宿敵を迎え撃つ。

前カードで不覚を取ったとはいえ、今季の東京ヤクルトに対して優位に戦いを進めているのはセ・リーグで阪神だけだ。特に阪神のホームでは7勝1敗と大きく勝ち越し、阪神にとって確実なアドバンテージとなっている。京セラドームで迎える今カードも、十分に勝算を見込める戦いとなる。
優勝争いの重圧が掛かる一戦で、大きな期待を寄せられるのが4番を打つ新井貴だ。今季は東京ヤクルト戦で打率.302、5本塁打と相性も良く、今カードのキーマンとして信頼を置くにふさわしい結果を残している。先発、救援を問わず打率3割を残し、安定した打棒で東京ヤクルト投手陣を攻略。得点圏でも高打率を残し、特に先発に対しては打率.409と抜群の勝負強さを発揮している。
逆転優勝に向けて、1試合も譲ることのできない重要な3連戦。頼れる4番のバットが、猛虎軍団を勝利に導く。
※文章中のデータは2011年9月25日終了現在
| 投手 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打率 | 得点圏打率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 先発 | 43 | 13 | 3 | .302 | .409 |
| 救援 | 20 | 6 | 2 | .300 | .286 |
| TOTAL | 63 | 19 | 5 | .302 | .379 |
※データは9月25日終了現在


















