
10/18(火)は阪神甲子園球場で東京ヤクルト戦が行われます。レギュラーシーズン最後となる東京ヤクルトとの一戦。対東京ヤクルト戦のシーズン勝ち越しは決まったものの、ここは何が何でも勝って上位争いに喰いこみたいところです!気になる東京ヤクルト戦のみどころを注目データとともにお届けします!
東京ヤクルトとの今季最後の3連戦は、阪神が連日にわたって力を見せつける格好となった。
第1戦は猛打で東京ヤクルト投手陣を攻略する。2-2で迎えた4回裏、ブラゼルの一発などで3点を勝ち越すと、続く5回には藤井彰の2点適時打などでさらに3点を追加。14安打9得点の猛攻で東京ヤクルト戦の連敗を6で止めた。
続く第2戦は投手陣が試合の主役となる。先発したエース・能見が7回無失点の好投を見せると、榎田、藤川とつないで完封リレーを完成。打っては終盤の集中打で3点を奪い、3-0の快勝で2連勝を飾る。
第3戦は初回に新井貴の犠飛で先制すると、その後もブラゼルの2打席連続本塁打などで着実に加点する。投げては先発・メッセンジャーが7回1失点に抑え、ツバメキラーぶりを発揮。最後は渡辺が締めて同一カード3連勝となった。
阪神のホームでは10勝1敗とツバメ軍団を圧倒。レギュラーシーズン最後の顔合わせとなる一戦も、六甲おろしの大合唱が聖地・甲子園に響きわたる。

2011年シーズンも残すところわずか。ラストスパートをかける猛虎軍団にとって、すでに勝ち越しを決めている東京ヤクルト戦は確実にものにしたいところだ。
今カードで好調ぶりを見せる阪神打線の中で、とりわけ元気なのが助っ人安打製造機のマートンだ。今季の同カードで20試合に出場し、無安打に終わったのはわずか2試合。対戦打率.397を記録する東京ヤクルト戦は、首位打者の初タイトルが視界に入るマートンにとってありがたい“お得意さま”なのである。
何しろ、穴らしい穴がない。直球系、曲がる系、落ちる系のいずれも打率3割を超えており、特に直球系に対しては驚異の打率.441をマークしている。どんな球でも軽々とヒットゾーンへ運んでしまうマートンのバットは、東京ヤクルト投手陣にとって恐怖の対象となっているに違いない。
ツバメキラーとなった赤毛の安打製造機が、甲子園を舞台に鮮やかなヒットパレードを奏でる。
※文章中のデータは2011年10月10日終了現在
| 球種 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打率 |
|---|---|---|---|---|
| 直球系 | 34 | 15 | 1 | .441 |
| 曲がる系 | 24 | 9 | 1 | .375 |
| 落ちる系 | 20 | 7 | 0 | .350 |
| 通算 | 78 | 31 | 2 | .397 |
※データは10月10日終了現在


















